こんにちは!ゆきです

「蜜蜂と遠雷」を読みました。
大きな幸福感に包まれ胸が震える作品を読んだのはいつ以来だろうか。おそらくこんなにも感情を動かされた作品はこれが初めてなんじゃないだろうか。
言葉にするのは難しいが、「蜜蜂と遠雷」を読んでいた6日間は本当に幸せで、わたしも音楽が好きだったことを思い出した。もちろん今も好きだけれど、ピアノを習っていたあの頃よりも今のわたしは音楽と距離ができてしまっているのだ。
でも、もう一度わたしもピアノをやってみたい、わたしならどう弾こうとわくわくしてみたい、そんなことを思って読み終えた。
コンクールを通して音楽に向き合う亜夜、働きながらピアノを弾く明石、音譜を自然に還していくような演奏をする塵、作曲もするピアニストになりたいと思うマサル。
彼らのコンクールとピアノに向き合う姿勢を見て、勇気づけられた。
わたしはピアノを弾く感覚を戻して、新しい曲を弾けるようになりたい。今はまだ弾きたい曲を見つけられていないし、ショパンとかビゼーとかドビュッシーとかシューマンとかリストとか名前しか知らない作曲家ばかりだ。だけど、弾きたい曲を必ず見つけて、ゆくゆくはそれを弾けるようになりたいと思う。
まずは簡単な曲から自分の曲のように楽しみながら弾けるように練習をしてみようかな~!