こんにちは!ゆきです😊
今回は久しぶりに映画の感想をあげます😊
地元のミニシアターで「エリザベート1878」を観てきました!
「Fuck you!」というポージングをした挑発的なエリザベートがそこにいて、少し前から気になっていた映画でした😊
海外作品の映画タイトルは「Corsage」、コルセットです。タイトルがスクリーンに映し出されて、何かしらの意味があるんだろうと思っていたわけですが、コルセットは体をきつく縛りつけるものですが、エリザベートにとっての宮廷生活や周りの目が自身の精神をきつく縛り付けるものであり、それをコルセットが象徴しているようで、わりと観ていて胸が締め付けられるような感じがありました。
実際の人物がどんな人か直接その時代を見ていないので知りませんが、この作品で描かれるエリザベートはとても自由な人でした。
ただの象徴であればいいと夫に言われ、貞操観念がないと息子に言われ、行動がはしたなくて恥ずかしいと娘に言われ…エリザベートはどこにも理解者がいない寂しさを抱えていたのかもしれません。
そんな彼女が髪をセルフカットし、皇后であることをやめる意思表明を示し、自身の代わりに皇后を務めてくれる信頼に足る侍女に託し、船から身を投げるエリザベートには、悲壮感はなく自由の身になれた喜びさえ感じました。
ちなみに、侍女がエリザベートに変装して参列した王の誕生日イベントの侍女の姿(顔をベールで覆っていた)を、毅然とした態度で素敵だったとエリザベートを褒め称えた娘のシーンは、なんとも皮肉なものでした。
娘でさえ母と侍女の違いを認識しない、そんな切なさを感じました💦
写真や動画が当たり前にある今の世の中では、他人が成り代わることは難しいでしょうが、肖像画で身分の高い人を知る時代では、もしかしたらこのようなことが少なくなかったのかな、なんて思いました。
エリザベートはもちろん、彼女の侍女も自分として生きられないなんて、窮屈な世の中だったんだなと思います。まだ身分制度の中に生きる人たちは、自分らしく生きられないのかもしれませんが、少なくとも、わたしは自由に生きられる。
なんて幸せなんだと思いました😊
エリザベートのように身投げしなくても、
わたしは自由に生きられる。
わたしを理解してくれる人がいる。
自由に自分のやりたいことを表現することも出来る。
面白い映画でした😊✨
今回はここまで!
読んでいただきありがとうございます😊