こんにちは!ゆきです😊
先日地元の小劇場で初めて映画を観てきました😍
控えめに言う必要はないかもしれませんが、控えめに言ってもとても素敵な場所だったので、また行きたいなと思っています✨
さて、わたしが観た映画は「CLOSE」です。
普段外国映画はほとんど観ないのですが、時間帯的にちょうどよく、テーマ的にも気になるものだったので、これを選びました。
★まずは小劇場の感想。
50席ほどの大きさで、普段から映画を観ていそうな人が多く、上映中もとても静かでした!
飲食禁止なので、ポップコーンを食べる音もないし、匂いもしないので、映画に集中しやすい環境でした。
また、予告も非常に短く、正味2分やったかな?と思うくらいだったので、もう少し予告を観たかったと思いました(笑)普段の劇場では予告が長いので、暗くなるまで本を読むことが多いんです(笑)
しかし小劇場ははじめから暗かったのと、予告が短いのとで、そんな必要はなく、快適でした!
途中喉がイガイガしたので、飲み物を飲みたくなりました(苦笑)
★映画の感想
セリフの少ない映画でした。
いい意味で、というのも変な表現かもしれませんが、大型劇場でやる大衆映画の多くは説明が多すぎるきらいがあるとわたしは思っています。
世界観を語る上である程度の説明は必要かもしれませんが、役者を信用しているかどうか、というのもあるのかもしれないですね。
「CLOSE」はまるでドキュメンタリーを観ていると思うくらい、役を演じているというより、その人物がいる、と感じるんです。表情や行動、背景で心情を表現しているんです。
そして、結末も「こうだよ(バン❗)」と1つだけの解釈ではなく、はっきり提示しないままなんです。こういう終わり方もわたしは好きでした。
内容としては、思春期の友だちとの関係を描いた繊細な物語で、周りの固定概念に振り回されたり、言葉と行動で伝え合えなかったり、少しずつの掛け違いで関係が変わってしまう悲しさが描かれています。
女の子同士が仲良くべったりしていても手を繋いでいても、あんまり周りは面白おかしくなにかを言うことは少ないのかもしれません。
けれど、それが男の子同士だと「付き合ってるの?」と周りから言われてしまう可能性が高いような気がします。人と人との関係なんて、ただ一つの形として規定できるものではないはずなのに、人は世の中的な「当たり前」や自分の中の想像力の欠如により、他人にレッテルを貼ったり、周りと違うものや人に対して何かしら指摘しがちだったりするのかもしれません。
周りがなんと言おうとお構い無し!と突き抜けられるくらい自分に強さがあれば、周りの言うことなんて気にせずやっていけるかもしれません。ただ、12歳の少年たち(いや、当時の自分)には難しいだろうと思うのです。大人になった今でこそ、わたしは周りの目をあまり気にせず生きられるようになりましたが、思春期の頃は周りから浮きたくないの気持ちが強すぎて、自分の意思を大事に出来ていなかったなと思いました。
そして、関係が近いからわかってくれるだろうと言葉や行動で伝えなかったばかりに、主人公とその親友がすれ違っていく様子を見るのが辛かったです。近いからこそ伝えることも大事だなと思いました✨大事な人には、ちゃんと言葉と行動で「あなたのことを大事に思っている」と伝えようと思いました😊
書くのは出来るんですけどね~直接言葉にするのは照れるのでなかなか言えませんが、照れるから言わないのではなくて、相手にちゃんと気持ちを伝えることって大事だなと思うのです。わかってくれるだろうという気持ちは、傲慢というのか相手のことを尊重していない感じがするんです。
ちゃんと会えている時にちゃんと伝えること、いつでもできるわけじゃないこと、「CLOSE」を観てきゅーっと心が締め付けられるような感じがしました。
こういう映画をまた観に行きたいなと思います✨
ここまで読んでいただきありがとうございます😊
あなたのおすすめの映画があれば、教えてもらえるととても嬉しいです😊