こんにちは!

ゆきですニコニコ

 

ONE PIECE 105巻発売しましたね❗

わたしはこの巻から集めることにしていたので、ついについに買いましたよ❗

ONE PIECEはここからでも楽しめると作者・尾田栄一郎さんが言っているので、楽しみです✨

さすがに100巻を超えた作品をはじめから買うのはハードルが高すぎるので(笑)、わたしはここからです😄

とはいえ、小学生の頃からしばらくはアニメをずっと見ていたし、今はちょびちょび見ている程度ですが、大まかな流れは把握しているので、詳細を知ることが出来るのが楽しみです✨

 

★105巻の印象的な場面と感想★

ここからはネタバレ含むので、ネタバレが嫌な方はここで閉じてくださいね!!

 

 

 

★歯車、コマとして利用されるバギー

カイドウとビッグマムがルフィ、ロー、キッドに倒され、新たな四皇としてシャンクス、黒ひげ、ルフィ、バギーが名を知らしめた。

バギーが四皇になった内実が、ミホークとクロコダイルにいいように利用されたということである。

バギーが矢面に立てば、ミホークらはあくまでもナンバーツー、ナンバースリーという立ち位置になるため、世界政府や海軍、海賊から狙われにくい。ミホークたちからすると、バギーは自らの身を守るためのコマ・歯車でしかない。

弱肉強食・ピラミッドの社会では、立場の弱い・「力」の弱い者たちは、立場の強い者たちにとっては歯車でしかない。

都合が悪くなったら捨てられる。

一人の人間としては対等なはずなのに、そうではないこの世界をこの場面で感じました。

 

★遺伝子操作で誕生したセラフィム、用済みになった七武海は解体、機械化させられたくま

七武海や四皇から遺伝子を抽出してその遺伝子を使って遺伝子操作をして作ったのがセラフィム。

支配する側(世界政府や海軍)は遺伝子操作、好きなんですね~と思いながら読んでました。

そして、ムーンショット計画の一部だろうと思われることと遺伝子操作がリンクしました。

※ムーンショットについては、ONE PIECE FILM REDでも描かれているとわたしは解釈しました!

このことについては過去記事で挙げているので、興味があれば読んでみてください!

 

★ゾロの肝の据わり方と態度が素敵

コブラが暗殺され、失踪中のビビのことを心配するルフィたち。助けに行った方がいいのではとルフィたちは騒ぎますが、ゾロがルフィにエースの時はエースを最大限まで立てただろうと念押しし、ビビが声を上げるまではルフィたちは自分たちの冒険を楽しむことにしたのでした。

また、Dr.ベガパンク(02リリス)に襲撃されかけたときのゾロの落ち着き方と臨戦態勢は、さすが副船長なだけあると思うくらい肝が据わっており、ルフィが副船長として信頼しているだけあるなと納得するしかない姿を見せてくれました。

これらのシーンで、ゾロは核があるからぶれないし頼りになるなと改めて思いました。

闘っているシーンが印象に残りやすいですが、ルフィを生かすためにくまに自分が身代わりになると言ったゾロを思い出しました。わたしはゾロの戦闘シーンよりも、こういう時の考え方や振る舞いの方が好きみたいです。

とは言え自己犠牲的なところを見ると、もっと自分を大事にしてほしいなと思う限りです。

 

★ルフィの夢の果ては世界の価値観を変えるようなことでは?

ルフィが自分の夢を仲間に語る場面が描かれています。

具体的な夢の内容については描かれていないので、読者は想像するしかありませんが…一味の反応がそれぞれで全然違うのも印象的でした。

そんなこと出来るのかな?と思う人もいれば、それを実現したら最高だよという人もいて、それを聞いて泣いたり笑ったりした人もいました(シャンクスやエース、サボとかもね)。

「海賊王」(海で一番自由な人)になれば出来るとルフィが言う夢は、きっとONE PIECEの世界から見ても度肝を抜くような考え方や価値観に基づいたことなのではとわたしは思っています。

個人的に「」(かっこ)つきの海賊王という言い方に意味があると思っているので、ルフィの夢の果てをわたしも見てみたいな~もしかしたらわたしの生きているこの現実ともリンクしているんじゃないかな~なんて思ったのでした。なんとなくどんなことをしたいのかわかるようなわからないような、言語化できそうで出来ないので、もう少しイメージが下りてきたら、ここは言語化してみたいなと思いました。

 

★都合の悪いことははじめからなかったことにすることさえ可能である

イム様は光線攻撃で「ルルシア王国」の島ごと丸ごと地図上から消しました。文字通りね。

ルルシア王国にいたサボは、少し前に聖地・マリージョアの支配者層(天竜人たち)が知られたくないことをおそらく知り、それをドラゴンをはじめとする革命軍に伝えようとしていました。その時に海軍にサボは盗聴されていましたが、ルルシア王国を世界政府が消し去ることを海軍たちが知らなかった体にするよう盗聴器から指示出しをしていました。

都合の悪いことはすべてもみ消す価値観を持っている人たちは、平気でこういうことをするみたいです…

物語の中だけでもなかなか強烈ですが、現実にも似たようなことがあるんじゃないのかな~なんて思ったりしました。

 

★イム様の目はあれを想起させる

イム様は目だけがちゃんと描かれるんです。

目、と言えば、そうです、あの組織のシンボルマークです。

わたしにはイム様がそのマークを想起させる存在なんです。

なんかヒントなんじゃないかと思ってみてます。

詳しくは触れませんので、お察しください!

 

★ホログラム、触れるPUNK 05

PUNK 05のセリフ

・『触れた瞬間 人はそれを物体と認めるだろう

「いる」か「いない」かは…おめェらが決めろ

その言葉すらおれには旧時代の概念だ』

・「視覚に惑わされるな」(鉄の扉を抜けられる一味たち。)

自分の思考が現実を創っているので、「ある」と思えばそれはあるのだし、「ない」のだとしたらそれはない。

自分たちが見ているものがある意味人によって変わる可能性のある不確かかもしれないものだとヒントを投げられているような気がしました。ここのところをもう少し言語化できるといいのですが…感覚を言語化するのってなかなか難しいですね…

 

★立場によって見え方は違う

「強者」にとって都合のいいように物事は流布する。

くまはボニーにとっては誇るべき父だったのだろうが、世界政府側の人間から見たら「暴君くま」と言われるような存在だとジンベエが言う。きっとくまは世界政府側からしたら都合の悪い存在で、くまは政府よりも「力」がなかったから世界政府側にとっての見え方で世の中にくまの印象が広がっていったのだと思う。

どんなことも人それぞれ価値観や考え方が違うし、立場が変われば見え方も変わってくる。

自分の見ているもの・ことに「絶対的な正解」や「絶対」はないけれど、それが「間違い」でもなくその人にとってはそれが真実であるのだろうなと思った。

 

ドフィの正義論やクロコダイルのアラバスタのっとり計画も、一見すると「悪」に見えますが、それは果たして本当に「悪」なのかと、善悪二元論ではないんじゃないかと尾田さんがメッセージを伝えてるんじゃないかと勝手に思っているわたしです!

 

★空白の百年の真相に近づきつつある

エッグヘッドを過去だと言ったPUNK 01。900年前の文明について語られるかも…というところで105巻が終わります。

ONE PIECEの世界では800年前に20人の天竜人が作った世界が今に続いていると言われており、その前の100年間が「空白の100年」と呼ばれています。その100年前に存在していた文明が、このエッグヘッドであるとしたら…と考えるとロビンの知りたい歴史の真相に近づけるんじゃないかと思ったのです!

わたしも空白の100年に興味があり、一時期は日本の3世紀~4世紀が空白の100年とリンクするんじゃないかと考えたくらい何年も前からONE PIECEと現実世界とのリンクを考えているわたしです(笑)

これからどんな展開になっていくのかとても楽しみです!!

 

今回はここまで!

読んでいただきありがとうございました💛

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