こんにちは!ゆきです😊

ドラマ「silent」が中盤に差し掛かってきましたね。ということで、第6話の感想です。

第6話の感想というのか気になったところを放送翌日にノートに書きだしていたのに、アップするのが第7話放送前日という適当さですが(笑)、読んでいただけると嬉しいです!

 

第6話は想と奈々の話でした。

以下思ったことや感じたことを挙げていきます。

★自分を大事にすること、想像力の欠如

大学時代の想は、耳が聞こえにくくなったことで、部活の人に「チームプレイが出来ない奴だ」と言われたり、知人には耳もとで大声で話しかけられたり、先生から授業中にイヤフォンで音楽を聴くなと怒られたりして、傷ついてきたことを奈々に打ち明けます。

高校卒業後に聴力を徐々に失っていった想は、高校までの友人とは縁を切り、大学でも友人を作らず、自分から積極的に人と関わることをやめてしまったのかなと私は解釈しています。周りとのコミュニケーションがもう少しとれていたら、掛け違いが生じたり、誤解されたりして傷つくことは少なかったのではと思っています。

 

また、周りの人たちの想像力の欠如も原因ではないかと思いました。

耳が聞こえないなら耳もとで大きな声で話せば聞こえるのではないか、という思いでそうしたのかもしれませんが、耳もとでいきなり大声で話されたら驚きもするし、不快な気持ちになるのではないでしょうか。視野に入るところにまず入って、視界に入るところで手を振って話したい意思を示すことでお互い嫌な気持ちになることを回避できるのではないのかなと。

授業中に音楽を聴くためにイヤフォンをしていると思われた想ですが、実際は音を拾うために補聴器を付けて授業に参加しているだけでした。学校や先生に予め事情を伝えておくのも一つですが、そもそもそんなことをいちいち言わないといけない状況の方がおかしいのではないのかなと思うのです。人それぞれ事情があるのに、その事情を自分の思い込みや推測だけで決めつけてしまうことが問題なのではないかなと思ったのです。「もしかしたらあの人には事情があるのかな…話してくれるようだったら聞いてみようかな」、みたいなスタンスでいたいなと私は思いました。

相手のこと(事情)を知りもしないのに、自分の勝手な思い込みや推測で決めつけることがないように、ちゃんと相手を見るようにしたいなと改めて感じたシーンでした。

 

ちなみに、想が「何も悪くなくても、すみません、って言うのが癖になって、そしたらだんだん自分が悪いのかなと思うようになった」と奈々に言う場面があります。私は、想自身が自分を大事に出来ていなかったこともこの現実を創る要因になったと思っています。想はずっと誰かに自分の気持ちを聞いてほしかったと言いました。それだけ我慢して傷ついてきたんだと思います。ちゃんと自分の気持ちを大事にして自分の快になるようにしてあげることが、自分の現実を楽しいものに変えるのだと思います。

自分を大事にしていないと、周りも自分を大事にしてくれません。自分自身でさえ自分を大事にできないなら、周りがないがしろにしてもいいよねってエネルギー的にはなるようなんです。

一人一人が自分を大事にして過ごせると、とても温かい社会になるんじゃないかなとわたしは思います。

 

★「どんな人?って聞かれたときに、好きな人のことは好きなところを、どうでもいい人のことは自分との関係性を、嫌いな人のことは嫌いなところを話すらしいよ(ニュアンス)」(湊斗)

これには、確かに~と頷きながら見ていました。

自分が好意を持っている人に関しては、その人の性格や雰囲気について私なりにステキだと思うところを話しているなと。

どうでもいい人に関しては、そもそも人としてあまり興味がないので、どんな人か聞かれてもあまりその人の内面を知らないので必然的に自分との関係性(例えば、上司です、とか同僚です、とか同級生です、みたいな言い方)を言うだけになるなと。

これって結構自分の本音がポロリと分かる問いだなと思いました。

ちなみに想は紬のことは「真っすぐ見てくる」と好きなところを挙げており、奈々に関しては関係性を湊斗に伝えるんです。

奈々が聞いていたらつらいなと一人勝手に思ってみていました。

 

★所有欲ってめんどくさいな

これはわたしの感想です(笑)

奈々は想が好きで、手話を知らなかった想に手話を教えてあげた人です。

手話を勉強する紬に、想も手話を教えることがあるのですが、奈々は紬に「手話、上手だね」と伝えると「佐倉くん(想)に教えてもらっている」と言い、奈々は複雑な顔をしながら「好きな人にあげたプレゼントを包みなおして使いまわされた気持ち」だと紬に言うのです。

「手話だけで奈々と話すのが目標、奈々にだけ伝わればいいから」とかつて想が奈々に言ったことが、奈々の中ではとても大きなことで、自分だけの想だったんだと思います。想が何かを伝えたいと思う相手が長らく自分だけだったことが奈々には嬉しかった。だけど、紬が現れて状況が変わってしまい、想は奈々以外とも手話で話すようになった。

「好きな人には自分だけ見ていてほしい」ってことなのかなと。

気持ちは分かるけれど、好きには人の数だけ種類があると思うのです。

自分が相手を大事に思っていて、相手も自分のことを大事に思ってくれている、これじゃいけないのかな?

自分と同じ感情を求めるとなると、他を排除することになるような気がして、わたしにはあまり腑に落ちないのです。

相手に同じ感情を求めることは、相手をコントロールしたい、究極は所有したいということではと思うのです。

これは、恋愛だけではなく、すべての人間関係においてわたしは思うのです。

わたしの中では、好き=相手に興味がある、なんですね。なので、異性だからとか同性だからとかあまり関係がなく、好きにいちいち関係性をつけること自体がナンセンスだと思ってしまうんです(苦笑)好きなら好きでいいじゃん!って思う感じです(笑)

 

うまく言葉に出来ないのが歯がゆいけれど、そんなことを思いました。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

それでは明日は第7話!ワクワクおねがい