こんにちは! ゆきです!
フジテレビ系で10月6日(木)22時から始まった川口春奈さん主演のラブストーリー「silent」1話の感想です!
★あらすじ★
主人公・紬は高校時代に想の声と彼の紡ぐ言葉を聞き、好きになる。
二人はお互いに惹かれあい付き合うが、高校卒業後に想から一方的に別れを告げられる。
それから紬は自分と想を繋いでくれた湊斗と付き合い、将来を考えて…そんなある日偶然想を見かけ声をかけたが、想は気づかずに行ってしまう。想にもう一度会いたくて、もう一度話がしたくて、見かけた駅に何度か行く。そして、想と再会し声をかけるも想は悲しそうな顔をしながら手話で紬に何かを伝える。だけど、紬は想が何を話しているのか分からない。想は紬のもとを去り…
★感想★
①声を好きになることへの共感
紬は想の声と紡ぐ言葉が好きだった。
声ってその人の個性が出る(乗る)ので、紬が声で人を好きになることにわたしも共感している。好きな声だと毎日聞いても飽きないとおもいます。というより、むしろ毎日聞きたいとおもうかな。
そんな好きな声を出す人がまた素敵な人で、紡ぐ言葉が素敵だったら、そりゃ好きになるよね♥️と紬が想を好きになったシーンを見ながら考えていました😊
わたしは結構声の好みがあると自負しています。
少し低めの声や少し低めの高い声がクリアな人が好きです。力んでいない鈴木亮平さんの声、三浦春馬さんの笑っている声、田口淳之介さんの声が好きです😍パッと思いついた感じはこうかな。
ちなみに、このドラマの想演じる目黒蓮さんの声もわりと好きな方です。
②「うるさい」の使い方
声を聞いて話せることは、普段当たり前だと思いがちです。しかし、このドラマでは、想は難聴者になり音が聴こえなくなったので、手話と相手の表情とでコミュニケーションをとるようになっていました。夏帆さん演じる想の大学からの友人は表情豊かに手話で想と会話をしていて、表情の大小や雰囲気で声でいうトーンみたいなものを表しているのかなと思いました。
紬は想が音の聴こえない世界にいると知らなかったために、自分の話したいことを(一方的に)話しますが、想は手話で「紬が何を言っているのかわからない。声で話しかけないで」と泣きながら話します。そして、去ろうとする想を追いかける紬に「おまえ、うるさい」と辛そうな顔で手話で言うんです。
高校時代に紬が雪の降る空を見ながら「静かだね」と言うと、想が笑いながら「(紬が話すから)うるさい」と言うんです。
同じ言葉なのに、こうも違う意味になるのかと。
紬は手話が分からなくても、きっと想の「おまえ、うるさい」は分かったと思います。
③壊れる前にやめた方がいい
紬はもともと新卒で会社に勤めていたらしいですが、今はCDショップでアルバイトをしています。アルバイト仲間の中に就活中の大学生がいて、「週3でスーツ着て電車乗って就活なんて、頭がおかしくなりそう(ニュアンス)」と紬に話しかけ、「壊れてからじゃ遅いからね」と紬はそのアルバイト仲間に言います。壊れてからじゃ遅い、本当にそうなんだよね❗と共感しながら見ていました。大学を卒業したら就職する、これが当たり前だとわたしも当時思っていました。けれど今は、その「レール」から外れ、わたしも紬のような生き方をしています。わたしは自分の気持ちが壊れる前に会社を辞めました(笑)我慢しても何も変わらないこと、我慢し続けたらこの生活が永遠と続くこと、それらを考えたときにゾッとし、生活のこともいろいろ頭をよぎりましたが、自分の気持ちを無視することだけは出来なくて、自分の気持ちを大事にしました。なので、こころが壊れることなく今に至っているのです。からだもこころも壊れてからじゃ遅いんです。だから、自分を大事に過ごしています❗
紬とは共感出来ることが多いなと思いながら、見ていました。
これから紬と想がどんな物語を紡ぐのか楽しみです♥️