こんにちは、ゆきですニコニコ

やっとやっと、ONE PIECE FILM RED を観てきました!

※9/5一部追記修正しました。

 

実は福岡に行っている間に、妹と「観てみる?」なんて話半分に話していましたが、

今回の映画はテーマが面白いので、私は観てきたのですウインク

私はONE PIECEの一話を小学生で見始めた世代なので、ONE PIECEはそれなりに昔から追っていたんですね。

妹はコミックスを集めるくらい好きですが、私はネタバレOKの人間なので、ネタバレ考察動画なども見ながら、アニメを観て楽しんでいる温度感の人間です。

 

ただ、私のONE PIECE に対する見え方が変わってきたのは、エニエス・ロビー篇あたりから。

「正義」と呼ばれる存在が果たして本当にそういう存在なのか、

「悪」と片付けられてしまう人たちは本当にそういう存在なのか、

こんなことを真正面から私に問うてきたのがONE PIECE だったのです。

 

物語の頭からあらゆる角度からの問いかけはありますが、シャボンディ諸島以降は結構目に見えるように問いかけられているような気がしてならないのです。

 

そして、ワノ国篇で私が確信したことは、

尾田栄一郎さんがこの世の仕組みや真実についていろいろ知っているのだということ。

そんな尾田先生がどんなことを考えてメッセージを届けに来ているのか、

今だからあえて届けにきているんだと思い、見るに至りました。

 

前置き長くなりましたね笑い泣き

 

そんなわけで、ここからは映画を観て感じたことを書いていきます。

ネタバレもあるので、ネタバレが嫌な場合には、そっと閉じてくださいねウインク

 

 

 

 




 

ここから感想!

 

この映画の世界はムーンショット計画のいくすえを描いています。

いや、公式はそんなことは一切言っていませんが、私はあらすじを見てすぐに、「これはムーンショットを描いている」と確信したのです。

ムーンショット計画ってなんぞや?という方は、内閣府が出しているHPがあるので、それを観てみてくださいね。

そう、私は今回の映画のテーマがこれだから、あえて観に行ったんです!

だって、あえてこれをテーマにするあたり、尾田先生が伝えたいことが必ずあると思うから!

 

この映画を観て、まず思ったことは、私は必ず最後まで現実世界で生き抜いて、身体を脱ぎたいなと思いましたおねがい


仮想現実空間は例え理想郷に思えても、結局は「誰か」が創り上げたもので、辛いことや悲しいことが表面的になかったとしても、そこには自分の求める「楽しさ」や「理想」や「ワクワクすること」が本当にあるのか?

ウタの歌を聞いた人たちは、ウタの創り上げた「世界(ウタはこれを”新時代”と呼ぶ)」に意識体を飛ばされますが、自分たちが仮想空間にいることに全く気づいていません。

それだけ居心地が良かったり違和感がなかったりする世界だということでしょう。


自分の身体は現実世界に残ったままなのに、意識がないために抜け殻みたいで、ウタの命令通りに勝手に動かされてしまうのに、意識体を仮想現実に飛ばされている当の本人たちは気づけない。

そして、銃や剣で傷つけられて、血を流していても、自分の身体のダメージにも気づけない。

この画はね、もうゾンビを見ているみたいでした…自分の意識がなくなった身体を、好き勝手に他人に使われちゃうのはヤダな~🥺

仮に自分の身体に戻りたいと思っても、こんなんじゃ戻る身体がなくなっているかもしれないなえーんと。

それに、仮想現実空間では、人間に残された五感さえもコントロール下にあります。私は誰かの支配下のもとの「自由」は自由ではないと思うので、いずれにしても仮想現実空間で生きたくないです。

それこそ「永遠の命」をその世界では得られるでしょうが、私は永遠の命には興味がありません。

命に限りがあるからこそ生きることが楽しいことであると考えますし、仮想現実空間では、もはや身体を脱ぐことさえ出来ません。仮想現実空間を支配する人のさじ加減で、どうなるのかが変わってしまうのだから。

 

さて、仮想空間に行っても戻りたいと思ったり、気づけたりした人はどんな人たちだったのかに触れます。

もともとウタの能力(悪魔の実の能力)を知っていた一部の海兵たちと、自分の好きなことややりたいこと(夢)を持って生きてきた人たち、だと私はこの映画では感じました✨

前者は使命のために知っていただけですが、後者は明らかに「自分軸」を持っている人々だと私は思っています。

そう、自分の世界(現実)を創造できるのは自分だけだと分かっている人だということ(創造主は自分だということね)。

 

生きていれば悲しいことや辛いことも時にはある。

だけど、それに飲み込まれて、

自分だけがかわいそうだと嘆いて、

誰かが世界を変えてくれないかと委ねたり、

寄りかかったりして、

自分の世界を他の誰かに造らせていないか?


楽しいことや好きなことであふれた世界を、

自分だけの理想とする世界を創造できるのは、

”ヒーロー”なんかじゃなくて「自分」だけなんだぞ!!

 

そう問いかけられている氣がしました。

※ベン・ベックマンの「肩書きなんて関係ねぇ」にはしびれました😍


今回は歌もたくさん扱われているので、これにも少し触れておきます。

Adoさんの歌声はいろいろな感情や表情が乗って、表現力が高い方だなと思いました✨

「うっせえわ」のイメージが私の中では強すぎましたが(笑)、それを見事に壊すだけのエネルギーがそこにはありました❗

ただ、途中何曲か苦手なエネルギーを感じる音楽だったので、もう一度見に行くのは少しきついかもな~。あえて言うのなら、精神的にガリガリ追い詰められていく感覚を感じる音楽で、歌詞は結構強烈なものもありました。

Adoさんの表現力だから、そこまで感じたのかもしれません。その歌声をどういう方向で発揮するのかで、捉え方や感じ方が随分変わってくるんだなと思いました。

 作中ウタの歌は全部で7曲ありますが、そのうちの2曲(世界のつづき、風のゆくえ)は個人的には好きな曲調と歌詞でした😊

他は中毒性とメッセージ性と精神的ダメージを少々食らうので、あまり何回も聴くことが出来そうにないですショボーン



今回の映画は、メッセージ性がとにかく強い。

ルフィは新時代を作るために海賊王になると。

新時代ってどんなものか。

そのイメージが私の中で確信に変わりつつある。

今までの世界(6)を一度破壊(9)し、

再生(3)していくのだなと。


新時代が怖いか?

私は怖くなんかないよ。

だって、私は自分がどういう風に生きていきたいのかを決めているし、

誰かの創る世界は私の理想郷ではないこと、

私が創る世界が私の理想郷であり、それが私の現実だと心で分かっているからね。

 

 

感想は以上ですラブ

長文読んでいただきありがとうございました!

ここまで書いておいてなんですが、

私は伝わる人に伝わればいいと思っています。(スタンス的な感じね)

そういうタイミングの人にきっと伝わるのだから。

必要なものは必要な時にちゃんと与えられるのだから。