「草原の椅子」の試写会に行って来ました。
佐藤浩市さんが主演ということしか情報なしでした。
良かったなぁ。 じんわりする映画。
落ちついた大人が出てくる中で、(それぞれが心に痛みのようなものを抱えていますが)
ネグレクト・心病んでいる(と感じさせられた)母親役の小池栄子さんは、
すごい存在感。 演技が上手!
宮本輝さん原作。
原作が上下巻という事は、映画はかなり削られているのかな?
題名の草原の椅子を感じさせてくれるエピソードは、
ちょっと弱い感じがしました。
それから映画の中でどこかで聞いたことのある気がしたセリフ、
他の男性に走り離婚した奥さんに、
別れた旦那が 「幸せだと思っていた」という事を言ったら、
「幸せよ。そうじゃないと別れた家族に失礼でしょ。」みたいな
セリフ。
両親が別れた時のことを娘が話すシーンで、
(母は家を出てしまったので)
「お父さんも自分を置いていなくなっちゃうかと心配したけど
居てくれて嬉しかったんだよ」
という内容のセリフ。
この2つ、どこかで同じようなセリフを聞いたような気がするんだけど・・・。
もしかしてデジャヴ? いや、まさか。
しかし、フンザってすごいところ。
砂漠の向こうに雪山が見えるのね。
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