第4回『くちばっか』
今回はオムニバス『ヴァージン』全三話の中の最初のお話『くちばっか』。
こちらの作品は、十代女子の処女喪失の物語を描いたものです。
高校2年生の主人公・中村翠は、以前姉の二葉に振られた同級生の市川と付き合っています。
市川がまだ姉のことを好きかも知れないという思い、自分が処女であることへの不安、そして漠然とした不謹慎な気持ちを抱えながらも、翠はセックスをしようと試みます。
市川の誕生日でもあるその日、あえて姉の二葉の部屋で…
皆さんは、自分が初体験した時のこと、覚えていますか?
このオムニバス映画では、それぞれ10代・20代・30代の女性の処女喪失がテーマですが、
高校の同級生や、先輩と。バイト先の同僚と。この年代だった人も多いのではないでしょうか。
映像になっているのは、意を決した翠のチャレンジである、ほんの40分間の物語。
その中に、10代ならではのかわいらしさ、不安、緊張感。様々な気持ちのやりとりや駆け引きが描かれています。
その初々しさが、わたしはなんだか、見ていてほほえましくなってしまいました♪
『ヴァージン』を見て、あなたも自分の初体験、思い出してみてくださいね★
オムニバス映画『ヴァージン』
5月12日(土)より、新宿ケイズシネマにて公開
連日20:30~レイトショー
http://ks-cinema.com/
公開初日には舞台挨拶があります。
ぜひ見に来てくださいね★
大崎由希