大崎由希のよりみち☆シネマ #35『DREAM HOUSE』 | 大崎由希オフィシャルブログ「ゆきちーたいむ」Powered by Ameba

大崎由希のよりみち☆シネマ #35『DREAM HOUSE』

幸せな家族。憧れますよね。
仲の良い夫婦。かわいい子供たち。支えあって生きていく暖かな家庭。
でも、それが壊れる瞬間って、どこにでも潜んでいるんですよね。
ヒューマンサイコスリラーと名付けられたこのお話は、ただのホラーではありません。
皆さんも一緒に、切なさの涙を流してみませんか?



『DREAM HOUSE』



有能な編集者ウィル・エイテンテンは、会社を辞めマイホームを購入、小説を書きながら美しい妻と二人の娘と人生を過ごすことを決意。
しかし、幸せな家庭を築こうとした矢先、娘が幽霊らしきものを見たとおびえたり、男が自宅を覗き込んでいたり、自宅の地下室に忍びこんだ子供たちが怪しげなミサを開いていたり。
そしてその原因は5年前に起きた殺人事件であることが判明。警察に相談するも相手にされないウィルは、独自に捜査を開始する。しかし捜査を進めていくうちに、衝撃の真実を知ることになる…



『007』シリーズや『ドラゴンタトゥーの女』のダニエル・クレイグが、屈強な主人公とはまた一味違う、暖かくて優しい父親の顔をみせてくれます。
その妻役には、今作をきっかけに私生活においても夫婦となったレイチェル・ワイズ。
そして物語のカギを握る隣人のアン役をナオミ・ワッツが演じています。




そして、今回のよりみちポイントにしたいのが、
ウィルの娘役として出てくるテイラー・ギアとクレア・アスティン・ギアの二人。

「子役」って特有の不自然さを感じることが多々あると思うのですが、
この二人は映像の中に本当に自然に存在していて、まるでお芝居をしているように見えず、観賞している間、ずーっとすごいなぁーと思っていました。
というのも、監督であるジム・シェリダンの映画には、必ずと言っていいほど子供が出てくるそうで、
彼は常に、子供たちに芝居をさせずとことんリアルを追求するのだとか。
本人が自ら、「自分は子供と仕事をする専門家なんだ」と語るほど、子供たちが大好きなんですね☆

実際にも兄弟であるテイラーとクレアの二人は、『インセプション』にも出演。
無邪気で自然に振る舞うふたりに、ぜひ癒されてくださいね☆




ホラー映画の効果音やカット割りの中に暖かいヒューマンドラマが展開され、
想像のつかないラストに翻弄されます。

『DREAM HOUSE』は、11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国ロードショー☆
皆様も是非ご覧くださいね♪

それでは、また素敵な映画に出会えますように☆

大崎由希