大崎由希のよりみち☆シネマ #37『ナイトピープル』 | 大崎由希オフィシャルブログ「ゆきちーたいむ」Powered by Ameba

大崎由希のよりみち☆シネマ #37『ナイトピープル』

こんばんは。
今週もよりみち☆シネマの時間です。


ちなみに今更ですが、
「よりみち☆シネマ」とは、
毎回ご紹介する映画の中の、
本編には直接関係ないけどなぜか気になってしまうことや、
出演俳優さんのちょっとした豆知識など、
“ほんとはどーでもいいこと”に焦点を当てるコーナーです☆
みなさんも、そんなちょっと違った視点でも映画を楽しんでみてくださいね♪



というわけで今回の映画は、
普段生活する中では接することのない、
闇の世界を生きる人たちの物語。







『ナイトピープル』

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街の片隅で静かに営まれるバー「NightPeople」に現れたひとりの女。
知的さと美貌を兼ね備えた彼女の名前は杉野萌子。
働かせて欲しい、と切り出す萌子に店のマスター・木村信治は、過去に愛した人に似ている萌子を雇うことにする。
やがて信治は、常連客にも馴染み始めた萌子に徐々に惹かれて行く。
ある日、店にやって来た刑事と名乗る男・曾根は、いいことを教えてやる、と信治を呼び寄せると、「萌子は3年前、大石という男と共謀し国会議員の家から2億円を強奪した前科者である」と告げる。
更に「大石と2億円は現在行方不明。萌子はその2億円を隠し持っているに違いない」という。
困惑する信治。しかし「金の在り処は知らない。罪は償ったのに曾根につきまとわれてひどい目にあっている」と嘆く萌子。一旦は信じる事にする信治だが…

予測不可能な心理戦。果たして誰が正解なのか?
大人達の壮絶な騙し合いが始まる…



見所はなんといっても、主演の佐藤江梨子さん・北村一輝さん、そして杉本哲太さんの入れ替わり立ち替わり繰り返される心理戦。
そして、平和の国・日本で繰り広げられる壮絶な銃撃戦。
あえてアメリカのアクション映画的ではなく、素人が銃を持ち、扱いがなかなか上手くいかない様が、逆に生々しさを増長させているように思いました。
それぞれの思惑がうごめく中での、オトコとオンナの駆け引きにもご注目ください♪





さて、そんな今回のよりみちポイントは☆

今回、悪役のトップ・葛西として出演されている三元雅芸さん。
彼のガンアクションは本当にキレと貫禄があって格好良いのですが、
なんと三元さん、あの人気ゲーム「龍が如く」シリーズの主人公・桐生一馬さん、そしてその他主要メンバーの方々の中身を演じられているんです。
つまり、桐生さんはじめ主人公陣の顔や体のアクションは、全てこの方の動きが元になっているということ。
「わー。生の桐生さんだー!」
と、現在「龍が如く(なぜか3)」をプレイ中の私は鑑賞中そこばっかり気になってしまいました(笑)

ちなみに、試写の時実は隣に座っておられたのですが、
例によってご挨拶程度であんまり話しかけられない大崎でありました。。(笑)
でも映画の中のキャラとは違って、優しくてとってもいい人でしたよ(*´ω`)


そうそうこの映画、プロデューサーさん・スチールさん・メイキングさん・そしてチンピラ役に園部貴一さんと、
映画でお世話になった方々も沢山関わってらしたので、
なんだか勝手に少し親近感が湧いているのでした♪




『ナイトピープル』
直木賞受賞作家・逢坂剛さんの短編集『情状鑑定人』(文春文庫刊)に所収された「都会の野獣」に更なる逆転劇を加え映画化。
2013年初春、シネマート新宿・シネマート心斎橋でロードショー。

大どんでん返しとはまさにこのこと。
みなさまも、ぜひ騙し騙されながらお楽しみください。


予告ムービーはこちらから☆
http://youtu.be/wYhlr_ZWVWg



それでは、
また素敵な映画にであえますように☆

大崎由希