criticalの訳語として、良く知られているのは
He's in critical condition.
彼は危篤状態です。
とか
We have faced a critical situation.
僕らは危機的状況に直面した。
とか
She wrote a critical review about the movie.
あの映画に対して彼女は批判的な書評を書いた。
かと思いますが…
今回担当した技術文書に、「臨界点」という言葉が出てきて、
これをcritical pointと訳すのだと知りました。
どうして「臨界」と「危篤」「危機」「批判」などの意味が
同じ単語なのだろうと考えてみたのですが…(´ε`;)ウーン…
というか、そもそも「臨界」って何…(υ´Д`)
すみません…非リケ女なもので…( ̄_ ̄ i)
「臨界」とは、
物理的・化学的変化を起こした物質が、
ある状態から別の状態へと変化する、その境目。
だそうです。
そうか…
「臨界」はAという状態とBという状態の境目、
「危篤」や「危機」は生と死の境目、
「批判」は良し悪しの境目、
だから同じ単語で表現できるのかな…??
criticalの語源はギリシャ語のkritikosだそうで、意味はjudgeだそうです。
judgeは良し悪しを判断することですから、「批判」という意味が最初にあり、
「危篤」や「危機」、「臨界」などの意味に派生したのかな…??
と、勝手に納得してみました。