最近海外ドラマにハマっているのですが、
"apply youself"
に対して、字幕には「集中しろ!」とありました。
わたしが "apply"という単語に初めて出会った時、
「適用される」や「申請する」などの訳語で覚えました。
でも「申請」とか「適用」という意味を持つ単語が
「集中しろ」という意味の単語と同じって…
どういうこと???って感じじゃないですか?
社会人になって、英語を使う仕事に就くようになってから、
「電圧を印加する(=かける)」という時にも apply a voltage to、
「~を塗布する」という時にもapply ... toのようにapplyを使うことを知りました。
applyの語源を調べてみると、 ap(=方向に)ply(=折る)ということだそうです。
モヤモヤっとしますが、applyという言葉からは⇒(やじるし)が連想されませんか。
だから…
例えば、
自分の手元にあった書類を、ある機関などに向かって移動させるイメージから
「申請」や「出願」という意味になったり、
ある分野にフィットさせるというゴールに向かって、ある技術に手を加えるというイメージから
「適用」あるいは「応用」という意味になったり、
電圧をかけて電流をある方向に流すイメージから
「印加」という意味になったり、
コーティング剤などをある容器からある材料に塗り付けるイメージから
「塗布」という意味になった…
のかなぁ、と解釈しました。(あくまで私の解釈なので、正しいか分かりません。)
話を冒頭に戻すと、こういう⇒(やじるし)のイメージがapplyにあると分かれば、
確かに"apply yourself"が「集中しろ」と訳されるのも理解できます。
ポヤポヤ~っと漂っている集中力を自分の方向に向けろってことなんですね。
「集中」はconcentrateだと思っていたので、勉強になりました。
海外ドラマって日本にいながら「生きた英語」に触れられるので良いですよね♪