ご飯を食べて満足した私は大原美術館へ。

ぐるぐるちょっと迷う。

美観地区で迷うってどういう事?

だけど事実、迷ってしまった。

なんとかたどり着いた大原美術館。

昔は1500円だった入館料が今は2000円。

時代だなぁ。。

前はアイビースクエアの中にも分館があってオリエンタルな品々が沢山見られた、児島虎次郎さんの絵画も沢山見られた。

そうは言ってもここの展示は唯一無二。

セガンチーニの絵画もエル・グレコの絵画もある。

児島虎次郎さんの審美眼、大原孫三郎さんの太っ腹、このお二方の運命的な活動によって集められた収蔵作品。

モネ、マネ、ピカソ、モディリアーニ、あの時代の画家たちから直接買い付けたり、画廊で展示されたものを買い付けたり、当時の画家たちに引けを取らない、凌駕してると言ってもいい児島虎次郎さんの画力、

この精力的に活躍された人生。

たくさんの絵を描いて、沢山の絵を買い付けて、絵画だけでなく東洋オリエンタル文化の物も沢山。

しかも児島虎次郎さんは40代と言う若さで亡くなっている。

なんていう流れ星のように儚く、でも物凄い輝きを放って生きた人生だろう。そのおかげで倉敷で素晴らしい芸術を堪能出来る。

児島虎次郎さんと大原孫三郎さんには感謝しかない。

しかも戦火を免れた。

もし岡山市にあったらと思うと、、、

一日ずっとじっくり見たい美術館。

もう10回は来てる。

この倉敷という街にある大原美術館。

美観地区と言うにふさわしい場所です。

今の季節にはモネの庭から株分けされたという蓮の花が見られます。

この蓮の花、株を大切に増やされていてアイビースクエアの水辺にもありました。

倉敷の水辺がモネの睡蓮でいっぱいになっていくなんて素敵。