やぼ用があって三日ばかり実家にいっていました。
暇な時間もあったのですが、暑くて外出する気にもならず、オーディオ・セットもないのでテレビを見て過ごしていました。
普段はテレビなど見ないパスピエですが、他に暇をつぶす手段がなかったので仕方ありません。とにかく外出するには暑すぎたのです。
見ていたのはBSで再放送されていた古~いミステリー物、十津川警部など。。。
番組の内容はともかく、民放なのでCMが入ります。
そのCMの殆どが高齢者向けの保険、そして高血圧、高脂血症の改善を謳う薬やサプリなのです。
まぁ平日の昼間に古いミステリーものを見ているのは年寄りが殆どでしょうから
当然といえば当然ですが。
そこで思い出したのが、中学生からの親友である小児科医師から聞いた話です
以下、だいぶ前のことで詳細の記憶に自信はありませんし、現状とは異なる点もあるとおもいますが、大筋はこんなところ、総合病院でなく開業医の話しです

(小児科とは違い)内科は定期預金があるから羨ましい
定期預金とは高血圧や高脂血症で来院してくれる患者さんのことです
定期的に来院してくれて、検査して、投薬して、
特に自覚症状がなければ
問題ないのでこれを続けてください。で診察終了
もし何らかの難しい症状が出た時は総合病院に回せばいいのだから。。。
それに比べて小児科医は。。。
基本的に定期的に来院する、持病持ちの患者はいない
殆どは、熱が出た、お腹を壊した、そんな一過性のもの。
しかも頻繁に夜間、早朝に起こされる。
投薬も錠剤が使えないのでこな薬を体重に応じておちいち計量して投与
とにかく成人の診察に比べて細かいところに気を使う
それでももって保険点数は低い、つまり報酬が低い
子供は宝といいながら現状はこんなもの
だから小児科のなり手が少ないのです


昔から高血圧や高脂血症は、言葉は悪いがドル箱であり、今でもテレビのCMを見ると市販薬等の世界でも同じであることを痛感しました。
自慢ではありませんが、パスピエは血圧も総コレステロール値も基準値をオーバーしていて、最初に処方されたのが30年くらい前。以後何度か薬を処方されていますが、飲んだことは一度もありません。基本的に長期服用する薬は飲まないのです。
しかし、飲んでいたらどうなっていたんだろう?
もっと健康になっていたのだろうか?
それとも副作用で惚け老人になってしまってクルマの運転が出来なくなってしまったのだろうか?
それは。。。誰にも、わかりません
同じサンプルはありあえないのですから(^_-)-☆

写真は一昨日の夕方の車内温度です。40℃!!

暑さに降参、あぁ~死にたい(トクボウも見ました)