吉村妃鞠さん。

ちゃんと呼びたくなる弱冠12歳のバイオリニスト


まったく、その名前も存在も知らなかったのですが
youtubeの動画を見て。。。驚きました
見た(聴いた)のはツィゴイネルワイゼンとビバルディの四季の一部
それとパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番の全曲等
 

月並みな言葉ですが正に天才中の天才
耳タコのはずだったツィゴイネルワイゼンなど何回も聞いてしまい
その度に、その音楽に引込まれてしまいました。
この年齢でコンサート会場の雰囲気を変えてしまうようなオーラを感じさせ風格も漂う
もはや大家、というよりは天才
天才にもランクがあると思いますが
超特Aランクかな?
これからどんな音楽家になっていくのか、楽しみと不安が。。。

こちらはN響とのパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番です
パスピエ的には終楽章がことのほか見事に思えました
この終楽章に関してはフランチェスッティを超えるものを知りませんでしたが
ここでの吉村妃鞠ちゃんの演奏はその上をいく?
とにかく素晴らしい演奏
これを達者に弾ける人はいても、音楽を感じさせてくれる人は稀有
終了後の女性団員の感極まったような表情が印書的です