少し前に紹介した漫画家であり、大のクラッシック音楽ファンであった砂川しげひささんの
「聴け聴けクラッシック」 ぼくの名曲101選
この本は前書きでご本人が書かれていますが、あえて有名曲を外した、つまり私的なクラッシックの名曲案内本となっています(ブラームスの交響曲第1番やブルックナーの交響曲第8番などは含まれていますが)
その中にリストアップされているのが
ボッケリーニ:ギター五重奏曲 第4番ニ長調 G442
この曲はこの本を読むまで全く知らなかったし、この本を読まなかったら聴くこともなかった曲かもしれません。
そんなギター五重奏曲。今はなき石丸電気のCD売り場で購入したのがこちら
ペペ・ロメロ(ギター)
アカデミー室内アンサンブル
氏のお薦めは
ラースロー・センドリー=カルバーのギター
タートライ四重奏団との演奏ですが
それは廃盤のようだったので
まぁ廉価盤だったし名人達の演奏なので購入いたしました。
正直いって曲自体は、それほどの曲とは思えなかったのですが第3楽章の「ファンダンゴ」は面白い曲で、この楽章だけを聴いていたことが多かったですね
ただ、個人的には、この種の音楽としては、演奏も録音も優等生的で大人しい?
もう少しハメを外したような、良い意味での派手さがあっても良かったような気が、今回改めて聴き直しても感じました
どんな曲かというと。。。
youtubeに終楽章の「ファンダンゴ」だけですが面白い動画があったので貼っておきます
リモートで五人の奏者が演奏したものです。
パスピエは楽譜は読めませんが、楽譜を見ながら聴いているよな、各楽器の役割がわかる、そんな演奏で、ある意味名人揃いの演奏を聴くより楽しめました