原作ものの仕事、受けちゃいけないんじゃないかな?
もちろん、原作者側がなんでもOKしてくれてるなら別として、自分のオリジナル作でなければ原作と原作者に敬意を払うのは人間として当然ではないでしょうか?
利用料だけじゃなく(テルマエとか問題あったよね?取り上げてやれば本の売れ行きが上がるだろ。ありがたく思え。って?)、テーマや、そのテーマを語るためのシチュエーション、セリフ。
それを考え出すのに魂とか命とか削るんですよ。
栗本薫とかJuneとかいう言葉を覚えてる人はよくわかるでしょ?(年寄りで悪かったなぁ)
こういうセリフ使ってくださいとかいう指示があったにもかかわらず、毎度毎度、あえて無視し続けたのをただの連絡不足で終わらせるとかさ。
ありえねぇだろ。
その作品の根幹部分を平気で踏み躙るのは、どうなんでしょう?
原作者の方が、創作のイロハを知らないレベルの低いぽっと出の創作者だ、とか思ってたんでしょうかね?
こんなのじゃ盛り上がらない、とか。
そうでなければ、ここまであからさまに無視はしないですよね?
昨今の、ゲームなどのローカライザーもそうだけど、自分を選ばれた人間かなんかだと思ってるのか、他者への敬意のかけらも持ち合わせてない、上から目線で教育してやろうって姿勢の人がこういう創作の現場にいるというのが、とても悲しい。
うちがこういう原作ものの仕事を受けるなら、原作者さんのところに入り浸って話をしまくるけどな。
好きになれそうもない原作なら仕事を断るし、好きになれたらいろいろ聞き出すの無茶苦茶楽しいはずだから。
そこまで込みで、仕事でしょう。
脚本家も、ローカライザーも。