おはようございます(*・∀・*)
メタルギアソリッド5オンライン
元世界ランキング52位の雪季です。
対戦ではなく
オンラインプレイヤーの基地に潜入する方ですが。
メタルギアシリーズは
ほとんどやったくらい
メタルギアファンの私なのですが
今日は私が大好きなゲームであります
メタルギアソリッドのお話しをさせていただきます。
各シリーズごとの
ファンも多い作品かと思われますが
私が一番愛したメタルギアは
プレイステーション1のMGS1です。
やりこみとゲーム自体の面白さで
はまったという意味では
MGS3と5でしたが
ストーリー、キャラクター
舞台設定やゲームの持つ緊張感
全てにおいてやはり
1が好きなんですね。
なぜ1が好きかと言いますと
敵、味方それぞれの個性やキャラクター性と立ち位置
先の読めない展開など
最も印象深く、
登場人物の演出がかっこよく
そしてシリアスな作品だと思うからです。
主人公であるソリッドスネークは
伝説的な傭兵にして
ハイテク特殊部隊フォックスハウンドの
元隊員でもあります。
そして相対するは
ソリッドスネークと同じコードネームを持つ
リキッドスネークと
5人の現役フォックスハウンド部隊。
そしてスネークの前に現れる
敵か味方かよくわからない謎の忍者。
スネークを攻撃したかと思えば
スネークにとっての敵兵も大量に倒していたり
無差別的な狂人のように描かれています。
スネークへ無線でサポートする
各分野の専門家がいますが
中には裏切り者くさい人間がいたり
スネークにとって一番付き合いが長く
信頼が厚いはずの大佐も
何かをスネークに隠しているようで
疑心暗鬼な展開に。
同じコードネームのボス
元隊員と現役
謎の忍者
裏切者がいるサポートメンバー
極寒の地、アラスカが舞台
敵側のテロリスト達が核発射まで
18時間を切っているという
極限状態での潜入ミッション。
それがMGS1なのですが
この主人公であるスネークが
とにかくかっこいいわけです。
伝説の傭兵と呼ばれるだけあって
どんなに自分が不利な状況に追い込まれていても
軽口を叩き、決して敵側に
スキや弱みを見せず
相手有利な状況の中でも
常にクールで相手を称賛する余裕すら見せます。
そんなスネークも
仲間の前では
時々、弱みや本音を見せたりもするんですね。
「好きな人はいないのか?」という問いかけに対しても
「他人の人生に関心を持った事は無い」と
冷徹にふるまう一方で
戦場で愛は芽生えるか?という
仲間の悩みに対して
「例えどんな時代でもどんな状況であっても
人は人を愛する事ができるはずだ。
その愛を教授したくばその人を守り抜く事」
とも言っていて
愛を語るシーンもあるわけです。
愛に無関心な男が愛を語るという
若干矛盾を感じる部分に
スネークの人間的な優しさが垣間見れます。
そんな所がかっこいいんです。
スネークは現役のフォックスハウンド隊員を
倒していくわけですが
戦う前は言葉で煽り合いこそしますが
相手を倒し、死にゆく強敵の最後の話を
肯定的に受け答えながら聞いて
最期をやさしく看取る様子も見せます。
そんなスネークをよく知る大佐も言います。
「スネークは多くの人間を殺してきたが
殺人鬼ではないよ」
この一言に尽きます。
傭兵という過酷な任務をこなしながらも
人間性と良心を失っていないという事ですね。
1を語る上で外せない話しが
敵役のフォックスハウンド隊員達なのですが
隊員それぞれがテロに参加した理由と
そのバックボーンが明確に描写されていて
そこにドラマ性を生み出しているのですが
2や3のフォックスハウンドに代わる隊員達
デッドセルやコブラ部隊は
1の主要の敵キャラと比較すると
ちょっと対話が難しく
自己完結してしまっている感が否めないんですね。
何より、1のキャラクターはみな超人的かもしれませんが
2.3は本当に超人なんですねw
特に3のコブラ部隊は
会話ではなく一方通行な主張に終始してしまっていて
そのキャラの内面的な描写が物足りなかった感を
感じてしまうわけです。
そして2のデッドセル隊員であるヴァンプは
額に銃弾が貫通しても生きていて
海上を走って渡ってしまうほどの超人っぷりなんですね。
ヴァンプとスネークが初めて対峙し
戦闘するシーンにおいても
ヴァンプに先手を取られて
腕をナイフで切られ、負傷してしまいます。
スネークのファンである私としましては
このシーンはあまり見たくは無かった部分です。
伝説の傭兵ならば
負けの美学や
負傷せざる負えない理由を作った上で
ダメージを受ける描写にしてもらわないと
敵の方が力量で上回っている描写になってしまって
ちょっとショックを受けますw
せめて、スネークとヴァンプのそばにいた
新米隊員という設定である
2の主人公雷電がヘタレで
スネークが庇おうとして負傷したくらいの
負けの美学を作ってくれないと
スネークの格というものが下がってしまうじゃないかと
私は当時よく抗議してましたw
さらに終盤においては
特別戦いが強いわけではない
女性キャラ隊員のフォーチュンに
スネークは拘束されてしまいます。
つまり
2のスネークは主要敵キャラ二人に
ほぼ完封負けしてるという事です。
ゲームとしては2も相当やりこみましたし
名作だと思っていますが
ストーリーシーンとして
そこが個人的に本当に残念だと思ってしまいました。
3のコブラ部隊も
説明もなくいきなりスネーク(ジャック)の前に現れては
いきなり戦い、こちらが勝ったらいきなり爆発四散してしまうので
なんで、戦っているのかも
よくわからない状況にも見えます。
はっきりとジャックと敵対する構図を
作ってほしい部分だとは思いました。
主役級のキャラ達はともかく
各ボスの内面描写が3は前述のとおり少なかったため
キャラの見栄え自体は個性的でも
ある意味で没個性的な演出にも
見えてしまっていました。
そういったキャラクターの味付けという意味において
私はダントツに
メタルギアソリッド1のキャラクター達と
緊張感のあるストーリーという部分で
メタルギアソリッド1が
一番印象に残る
好きな作品なんですね。
まあ、メタルギアシリーズは
主役が多少変わったりもしますが
少なくともソリッドスネークにおいては
「伝説の傭兵」
「元フォックスハウンド隊員」
「不可能を可能にする男」
このスネークの象徴する
いくつかの通り名というブランドを
保ち続けているMGS1が
一番好きです(〃∀〃)
いつか新作出してほしいですが
MGS1の最新リメイクとかも
ぜひやってみたいなと思います。
終わり。