熱帯vol.5『ペタルとフーガル』、ついに終演いたしました。
5月、ゴールデンウィーク返上でプレ稽古があり、
その後5月末から7月11日まで全速力で駆け抜けました。

いやあ、やばい。
喪失感が半端じゃない。

長く、そして濃密な時間を過ごすと、
そのあとの生活が妙に色褪せて見えてしまう。

楽しいことしかありませんでしたーとかそんなことはなくて
悔しいこととか腹がたったこととか悲しいこととか、
そういう負の感情を伴う思い出もたくさんありました。やっぱりね。
稽古のたびにああ、まだまだやな、と思うことがあってしんどいはしんどかったのですが
でも不思議と、稽古場に行きたくない、と思うことはなかった。

基本的に稽古嫌いの人間なので(汗)、自分にしては珍しいことです。


たぶん、稽古場にいるみなさんのおかげでした。
追いつけ追い越せの気持ちを奮い立たせてくれる先輩たちがいたこと、
すぱっと叱ってくれる人がいたこと、
へこんでもアドバイスやフォローをしてくれる方がいたこと、
稽古帰りにはくだらない話をできる人たちがいたこと、
そういうたくさんの人達に支えられて稽古に励むことが出来ました。

まじ頭があがらない。


ありがとうございました。
感謝してもしたりないし、言葉ではとても言えないので
これからどんどん良い役者になることで恩返ししようと思います。


喪失感を抱えつつ、とりあえず、今月末の本番に向けて稽古に合流します。
ついにホームのTHE CHERRYGIRLSが本格始動です。
だらだらと過去を振り返っても仕方ない。気合を入れ直します。
動きつづけていれば、まだ大丈夫だ。


本当にこわいのは7月のTCGが終わったあとだな。


よっし、行ってきます。
みんな愛してる。