あれは30年ほど前でしょうか。
歌の先生が誘ってくださり、連れて行ってくださった人見記念講堂
レナータ・スコットのリサイタルでした
まろやかな声で、どこにも力の入っていないかのような声。O Mio babbino caro を聴いた時に感動したことを覚えています。
歌の先生は
イタリア大使館、イタリア文化会館の方とも
たくさんお知り合いがいて、
休憩中ロビーでみなさん集まっておしゃべりしていたことが思い起こされます。
連れてこられたひよっこの私は
ただ先生の隣に突っ立っていただけでした。
そんな思い出を胸に
改装された人見記念講堂で
子供の学校の音楽会がありました
30年も経ってしまったんだなあ。
先生がご存命だったら、たくさん話したいなと思いながら
学生の合唱はいいな
曲紹介する姿もかわいい頼もしい
一生懸命歌う、指揮する、ピアノ弾く
何度もハンカチで涙を拭きました