驚かされるより、驚かす側。踊るより、楽しんで踊ってもらう側。やっぱり裏方。
こんばんわ ゆきちです。


私はサプライズをするのは好きでも、されるのはどうしても苦手です。

誕生日サプライズなど、素直じゃないと嫌われるのは分かってるのですが、恥ずかしくて死にたい気持ちになります。(+_+)


世の中にはそういう少数派もいることを理解してもらえると幸いです。(-。-)y-゜゜゜



でも…

女性は、サプライズ大好きですよね。


昨年の彼女の誕生日は、大阪の隠れ家的レストランで食事しました。

ホントに看板とかがない店で、一見、デナイナーズの狭小住宅みたいな外観。
偶然にも彼女はすぐ隣のマンションに住んでたんだけど、気づかなかったという見事な隠れ家ぶり。

中は黒を基調にスタイリッシュにまとめられています。その日、市場で仕入れた海鮮をシェフのお任せで料理という、如何にもらしい店。

※『食べログ』で部下の目を盗みながら必死で探しました(笑)。みんなすまぬ。


照明の落ちた小さい店内は予約ですべて満席です。料理はシェフお薦めのコース一種類のみ。無駄がないので価格もリーズナブル。
こういう主張のある店、僕は好きです。



主役の姫も料理にご満足いただけたようで、いつもは飲まないお酒で、赤らんだほおが可愛い。


『誕生日っていったら、何かしてくれるかな?
歌を唄ってくれるとかさ…』

やべっ
と想いつつ(+_+)



「そうだね、バースデーの何か、予約のとき頼んどけばよかったね。時間なくてごめん…」と俺。

やっぱりね…
と気まずい沈黙



と、そのとき、

店内が真っ暗になり、

キャッ、何ぃ?
と小さな声。
があちこちでおこる。


と同時に、

ろうそくの灯ったケーキと共に、ハッピーバースデーの唄が…。



恐る恐る
彼女は、とみると、


ほらぁっ

と羨ましげな顔と、
仕事に追われすぎて、気の利かないオトコに対する、明らかな非難の眼差しが…。


そして
誰のだろ?
と覗き見たケーキに、



自分の名前

を見つけると…



文字通り


「狂気」いや
「驚喜」していました。

(^-^)/~~


小さな店内のお客さんも、サプライズを楽しむと共に、温かな拍手をくれて、店内は一時の幸福な空気に包まれます。


他のお客さんに、彼女の代わりにお礼をいって、ふと彼女をみると



泣いてます(T^T)



えっ
いや、なんで?

ちと大袈裟
じゃない?


大勢の人から祝ってもらったのが、よほど嬉しかったようです。

こんなの初めて



いや君、
キミいつもいろんな人から、いろんなもんもらってるやん。
普通のケーキだよ。
と想いつつも、


素敵な女性の幸福そうな笑顔を見るのは、いいものですね。



皆さんの嬉しかったサプライズ経験も、もしよかったら、教えてください。


ではまた。