突然の訃報にただただ信じられなくて現実を受け入れられずにいる玲緒です…
8人目の孫の顔を見るのを楽しみにしていた人が…
玲緒の大好きな人が…
いつも玲緒のコト陰で心配してくれていた人が…
5日にいきなり他界したんです…
その人は…
ジジ…
玲緒の大好きなお父さん…
釣りとか山菜採りとか大好きだったジジ…
うるさいのを嫌うクセに孫には遊びに来い来いって言ってた…
ウチのお兄ちゃん以外6人の孫を新生児の時からお風呂に入れてくれていたジジ…
(我が家のお兄ちゃんは旦那さんの実家で面倒見てもらったから新生児の時はお風呂に入れてあげられなかったって残念がってたらしい…)
そんなジジが…何で?
5日の明朝…弟からの電話…
旦那さんが気づいて話してた…
会社の人と話してると思った…だって旦那さんの会社は24時間営業のガソリンスタンドだから…
何かあったのか聞いたら…
落ち着いて聴けと言われて…
聴かされた言葉が
『お父さんが亡くなった』
はっ?
何言ってるの?
もうそれ以上は何も言えないし何も考えたくないし…
とりあえず子ども達も起こして上田へ
病院に着いて向かった先は霊安室…
夜中に嘔吐してそのまま心臓まで止まってしまったらしい…
目撃者もいなければ病気だった訳でもない。
ババが気づいて駆けつけた時には揺さぶっても反応なし。
救急隊の人がAEDをやろうとした時には『使えません』ってなったらしい…
結局変死扱いで検死されて…
でも嘔吐物が詰まってた訳でもないらしい…
はっきりした死因は見つからないまま…
診断結果は『虚血性心疾患』の疑い…だって…
よく分からない…
それ以前にジジが亡くなったなんて嘘だって…頭が現実逃避を起こしてる…
検死終わった後見たジジの顔はただ眠ってるだけ…
そのうちいびきが聞こえてきてお腹の辺りが持ち上がったり下がったりしそうに見えた。
いつものジジの寝顔なのに…
どんなに呼んでも起きない…
そんなジジを見た子ども達は…涙流してた。
子ども達を一旦妹ん家に預かってもらっていろいろ話聞いて…
葬儀屋さん決めて玲緒はジジと霊柩車に乗って無言の帰宅…
でも玲緒妊婦だからジジの身体には触れない…お腹に鏡を入れてないと近寄れない。
長野の風習と言うか習わしと言うか…
自分の直血の親なのに身体に触れないなんて…
暦や火葬場やお寺さんの都合の関係上通夜が7日の夕方からで告別式は8日…
ジジの顔を見ては話しかけ大粒の涙流してた。
ジジ朝だよ。
もう起きる時間だよ。
どんなに呼んでも起きない…
家で無言のジジに再会した子ども達は…
お姉ちゃんは号泣…
ジジの側から離れようとしない
孫の中でも1番長い間可愛いがってもらったから…
(1番年長だからね…)
そんなこんなで続きはまた後で…