10月1、2日の1泊2日でsotosotodays CAMPGROUNDS 山中湖みさき(旧みさきキャンプ場)へ行ってきました。今回も急遽キャンプ予定を組んでのソロ出撃になります。
運営会社も変わり、2021年12月にリニューアルオープンした旧みさきキャンプ場、ゆるキャン△でも登場した事で知名度も上がりました。キャンプ場は山中湖に突き出た岬に位置しており、湖畔から見える富士山は絶景と評判になっています。
住所:〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野2431-2
週末、天気が良い事がほぼ確定したので急遽ソロキャン予定を組みました。2日前からのキャンプ場探しになるのですが、行ってみたいキャンプ場の候補地は空き無し。予約できない当日早い者勝ちのキャンプ場で行ってみたい所もあったのですが不確かな予定で出撃するのも不安に思っていた所、umeさんの記事でみさきキャンプ場のチケットの話があったのを思い出し、空いているか確認するとソロサイトのみ空きがあったので確保しました。
出発は8時半、今回の荷物もいつものバイクキャンプと同じような感じになっています。今回は終日天気が良いのと、日差しを遮るほどの暑さでもなさそうなのでタープ無しにした所、シュラフもザックの中に収納するの事ができたのでスッキリした見栄えになりました。ただ、夜は冷え込みそうなので防寒具として荷台に見えているユニクロの防風フリースとザックの中に前回使ったペラいパーカー、ウルトラライトダウン、全然使っていない焚火ポンチョも持ち込みました。防風フリースは焚き火の火の粉で穴が空いていたり、使い過ぎでへたっているので捨ててしまおうと思っていたのですが、次の物を買う時まで一応取っていたので助かりました。汚れようが穴があこうが構わない物があるとこう言う時助かります。
服装は前回のほったらかしキャンプ場と同じくロンT+長ズボン、前回の教訓を生かしてワークマンのイージス 360°を着ていこうと思ったのですが、どう考えても暑過ぎるので上下中に一枚着込む形で出撃しました。秋口にバイクに乗る時にちょうど良い服が無いので毎度の街乗りスタイルになります。
今回は往復共に下道の予定になります、ざっくりルートは国道16号→大和厚木バイパス→中津川沿いの道→県道64号→道志みちになります。日差しもあってバイクで走っていてもちょっと暑いなと感じるぐらいだったので服装は大正解でした。国道16号と大和厚木バイパスは相変わらず渋滞が多かったのですが、そこを過ぎると快適に走れました。宮ケ瀬湖に続く県道514号辺りに入っていくとバイク、ロードバイクの人口が一気に増えた感じで、バイク乗りの聖地に足を踏み入れた感じがします。対向車線を通り過ぎるライダーから両手を振り回した猛烈なヤエーを送られるとテンション高過ぎて引き気味になってしまいますが、それをしても許される空気感が伝わってきます。道志みちはバイクの免許を取ってからレンタルバイクで初めて来たところなので、薄っすらこんな感じの道を通ったなぁと感慨深い気持ちになりました。週末の良い天気の日、多くのライダーや車が道志みちに集まっているのですが台数が増えると合わせて増えるのが事故の数、往路だけで2台のパトカーが事故処理を行っていました。
休憩無しで最初の目的地である道の駅どうしに到着、この頃にはヤエー返しも少しは慣れてきて遠慮気味に左手を上げるようにしました。
ここもレンタルバイクの初ツーリングで訪れた思い出の場所、ゆっくり滞在したい気持ちもあったのですが、あまりのバイクの多さに圧倒されます。更に周りのライダーは殆どライダーの正装姿、自分が場違いな所にいるような感覚になって居心地が悪いです。合わせて治安が悪そうな雰囲気もあり(ヘルメットを盗られたとかの話をブログで目にしました)、荷物満載のバイクを長時間そのままにしておけないのでトイレ休憩だけ済ませて道の駅どうしを後にしました。
道の駅どうしを出発して暫くすると富士山が目の前に見え始めます、山中湖まであと少しです。チェックインまで時間がある為、先に買い出しの店に向かいます。道中、ビュースポットがあったので駐車場にバイクを停めました。
天気良すぎてサイコーな富士山を拝めました。
富士山を堪能した後はオギノ 山中湖店へ、こちらもレイクロッジヤマナカへキャンプに行った時に訪れた買い出し店になります。
店内、キャンプの買い出しっぽいお客さんが多くて賑わっていました。
そんな中私が買った物はこんな感じです、毎度の事ながら料理らしい事は一切する気無しな買い物です。因みにこれでお値段5,000円を超えてしまったので、調子に乗って良い肉を買ってしまったかなと金額を見て現実に戻されました。お店を出発して10分ほどでキャンプ場に到着になります。
管理棟前に着くとスタッフが出迎えてバイクを誘導してくれました。管理棟にて受付を行いますが、注意事項を一読したところゴミは持ち帰りかと思っていたら、バイクの方はチェックアウト時に分別すれば引き取るとの事で有難かったです。
後、この日は対岸にて「Mt.FUJIMAKI 2022」の野外ライブが行われていて、20時には終了するとの事でしたが爆音がキャンプ場まで響き渡ります。
今回滞在のソロサイトは管理棟裏手側になります。
予約状況を確認した所、ソロサイトは私を含めて4名、他のサイトは全て埋まっているとの事でした。更にソロサイトの内っ側にソロではないファミリーの幕も立てており静かに過ごすとの事なのでご了承くださいと言われました。
やっぱり湖畔沿いの所に陣取りたかったので空いている空間に入れてもらいました。
軽く両隣のソロの方に挨拶を済ませてから設営開始です。
いつものソロ幕白パンダですが、ここまでの状態に持ってくるのに30分もかからない感じで手軽に仕上がったなと思いました。
落ち着いたら少し散歩、特にやる事がないのでこんな感じで気付いたら写真撮ったりしていました。
対岸の「Mt.FUJIMAKI 2022」の場所、テントが立っているのが分かります。
キャンプ場から見える富士山。
雲があって見えない以前に手前の木に遮られ半分ぐらいが見えない状況です、まぁ悪くはないけどもっと景色の良い場所あったよなぁってな気持ちになります。
散歩の帰りに薪を買っておきます、一束500円。ソロサイトの料金に比べれば、まだ薪は良心的な値段です。
周りを見ると暖かくて焚き火台に火を入れている所はないのですが、昼ご飯がまだだったので薪と炭で火を起こします。
着火剤で十分炭にも火が付くのでなんちゃってフェザーすら作りませんでした。
14時過ぎ、昼食兼夕食の宴を開始です。今日はエンドレス焼肉です、タレも前回のほったらかしキャンプ場の時に買って余った物を持ってきました。最初はタンから。
余り美味しそうな絵に見えないですが旨かったです。
因みにこの網もほったらかしキャンプ場の時の物を使い回しています。
タンを休みなく焼いて完食したら、次はししとう、しいたけ。肉以外の物はこれでOKとしました。
ししとうもしいたけもイマイチ引き上げるタイミングが分かりません。
次はカルビ、これとタンだけで3,000円超えたので、金額を噛みしめながら食しました。
脂が相変わらずきついですが抜群に柔らかくて美味かったです。因みに後ろに写っているしょうがが箸休めに良かったです。
2本目はほろよい 白サワー、普通のやつですね。
カルビを食い終わったところでようやくお腹が落ち着いてきたので少し休憩、もう一度富士山を見に行きましたが更に雲が多くなって見えませんでした。
対岸からは変わらず爆音が響き渡ります。
戻ってきて椅子に座ったら眠気が来たので少しこのまま寝る事にしました。好きな時に飲み食いして、好きな時に寝る、これソロキャンの醍醐味ですよね。
30分ほど寝たら頭もお腹もすっきりしたので宴再開です。と、その前にアメブロのチェックをしてコメント返信をしました、ホント変わり映えしない毎度な内容ですが、見てくれたりコメントくれたりと大変有り難いです。
この後はホルモンを焼いて食べたのですが、写真が残っておらず。その次は焼き鳥。
焼き鳥も引き上げ時を見誤りそうだったので調理済みの物を温めるだけにしました。
焼き鳥はほりにしをかけて味変しながら食べました。
ももにんにくが旨かったので近所のスーパーでも欲しいと思いました。
相変わらず「Mt.FUJIMAKI 2022」の爆音が響き渡っています。個人的に知ってる曲で熱かった曲ベスト3は、
- DIAMONDS(プリンセス プリンセス)
- 粉雪(レミオロメン)
- GLAMOROUS SKY(中島美嘉)
に落ち着きました。
周りのサイトも子連れファミリーが多く騒がしい、子供は騒いだり泣いたりするもの、それは理解しているのですが、気付くとソロサイトにも関わらずファミやグルのテントが3つ、4つと増えて囲まれるようになったので静かに過ごせる場所ではないなと思いました。それにしても何故空いているからとソロサイトにファミを入れるのか、更にチェックイン時には一組だけだったのに増えているのか…運営方針が全く謎です。
17時半頃、最後のお酒は何となく梅酒にしました。
この頃には結構寒くなってきてフリースを羽織ってちょうど良いぐらいの気温でした。
後は残っていた野菜類を食べて夕食は終了になります。
少しずつ暗くなってきたのでランタンを点灯します。
ずっとこのポジションで焼いては食っていました。料理ができない私にとっては一人焼肉がソロキャンプ飯にちょうど合っていると再認識しました。
食事も済んで後はのんびりする時間。
焚き火の火を突いたり、
意味もなく立ち上がって写真を撮ったり、
こんな感じで過ごしました。改めて思う事は山梨はズルいですね、キャンプ場の良し悪しはサイトの綺麗さや広さなどキャンプ場単体での評価は勿論あるのですが、プラスαが揃い過ぎてて他県より圧倒的に優位な気がしました。日本一の山、湖、川、夜景等どれか一つあるだけでもアドバンテージになるにも関わらず2つ、3つの組み合わせで攻めてくる。更にアクセスしやすいし、周りも程よく栄えてて活気がある。キャンプ場作るなら絶対に山梨だな、と有り余る時間で妄想経営者になってみました。
18時半頃、寒くなってきたので持ってきていたインスタント味噌汁を飲みます。
合わせて小腹も空いてきたので、チーズあられも食べます。
何となく選んだものですが意外と美味しかったです。
周りは子供の泣き声やライブの爆音で静けさと無縁なキャンプ場になっています。
ほったらかしキャンプ場の静けさが恋しい。
20時前、薪も残り少なくなってきたので、最後にスイーツとコーヒーでお終いにします。
ティラミスはこれで100円ちょっとだったので意外と安かったです。
21時頃、最後の薪を投入して焚き火もまもなく終了です。
やっぱり日が落ちると寒いは寒いのですが、楽しめる寒さなのでやっぱり今の時期が一番良いですね。
薪も全て燃やしきったら荷物を中に配置します。
暗くてよく分かりませんがめちゃくちゃ狭いです。
インナーテントに入ってシュラフの中で漫画でも見ながら過ごしていたのですが、インナーテント内でランタンをかける場所が無かったのでこんな感じで引っかけました。
咄嗟の思い付きですが、我ながら中々良かったです。
22時頃、消灯時間になってようやく少し静かになってきました。人気キャンプ場の土日、静けさを求めず素直にキャンプができる喜びだけを噛みしめるべきだなと改めて思いました。着ていたフリースは枕にしてロンT+長ズボンでシュラフの中に潜り込みます、やや寒いものの我慢できる寒さなのでこのまま就寝体制に入ります。後の時間は眠くなるまでスマホをいじって1日目は終了になります。