スノーピークポイントの失効期限が差し迫ってきたので、何か物を買って延長させるか、はたまた使ってしまおうか悩み始めました。2022年から会員制度が変更になったのは目にしていたのですが、改悪との言葉だけが頭にこびりついていて、実際に何が変わったのか大して理解していなかったので、自分なりに理解してからポイントをどうするか考えようと思います。

 
 
 
 
因みに過去に以下の記事を上げていて未だにちょくちょくアクセスがあるのですが、情報が腐っていますので昔はこうだったんだな、程度に留めておいてください。
 
 

 
 
新会員制度
 

2021.12.17のニュースリリースにて会員規約変更のお知らせが出ています。

 

変更点
 

主な変更点は以下の4点になります。

 

 

  • ライフバリューポイントの定義を新設
  • スノーピークポイントのポイント付与対象及び利用方法の拡大
  • 会員ランクアップ及びランクダウンに関する変更
  • 第24条「規約の変更」に関する変更

 

 

簡単に嚙み砕くと、1点目の『ライフバリューポイント』は『累積購入金額』に相当する役割で、会員ランク判定に用いられます。

2点目のスノーピークポイントの『ポイント付与対象』は商品購入以外にも体験、サービス購入時にも付与され、『利用方法の拡大』は、「1スノーピークポイント=1円」相当としてスノーピーク店舗にて利用可能になります。

3点目は、純粋に会員ランクダウン判定がなくなりました。

4点目は、変更に関する効力発生日について明確にしています。

 

 

 

 

調べてみると既に他のサイトでも懇切丁寧な記事がありますので興味のある方は調べてみてください。

 
 
 
 
変更点の考察
 

上記のみを一見すると、ランクダウン判定がなくなったり、スノーピークポイントの利用範囲が広がったりと、新規会員にとっては良い変更のように感じられます。

 

 

 

 

ただ、昔からの会員からするとやや複雑な気持ちにもなります。プラチナ会員までのランクダウンは普通の感覚からするとかなり厳しいルールで、その厳しいルールを乗り越えたからこそ得られる一種のステータスのようなものであり、ここからがスノーピーク会員のスタートだったりもします。それが撤廃となると、当時焦って買わされただけの単なるカモじゃん…と妙なしこりが残るのは私だけでしょうか…。

 

 

 

 

スノーピークポイントも非売品のポイントギフトにしか利用できないからこそスペシャルであり、特異な立ち位置を維持していたのですが、普通にお金として利用できるとなると他の一般的なポイントシステムと同列になってしまい、そのポイントシステムと比較される立場になってしまいます。ポイント付与率は会員ランクに応じて多くなりますが、肝心の利用がスノーピークに限られるとなると非常に使い勝手が悪いポイントシステムになります。また非売品のポイントギフトも今やメルカリ等でかなりの量が流通しているので、スノーピークポイントを貯めるために使う金額よりも非常に安価で入手できるためプレミア感も薄れてしまっているのが現状かと思います。明記はされていませんが、チェックインポイントも対象がライフバリューポイントのみが増えるようになっているので、スノーピークポイントを貯める手段としては商品、サービスを購入するしかなくなりました。

 

 

 

 

今回の変更はスノーピークファンの増と囲い込みの戦略かと思いますが、肝心のスノーピークポイントを貯める意味や魅力が薄れてしまった点や、会員ランク維持の労力も無くなったため、今後は更に純粋な商品、サービスでの勝負になり、そこに勝たなければ手に取ってもらえなくなるのではと感じました。

 

 


 
 
私の結論としては、スノーピークポイントはポイントギフトに限らず何かに使ってしまおうと考えがまとまりました。雪峰祭も近いのでセール品も視野に入れて何を買うか検討したいと思います。