こちらの記事の続きです。

 

 

 


 
 

1月9日(日) 2日目

 

 

 

 

2日目の朝です、勿論天気は良好です。

 

 
 
 
フリー
 
夜中2:30頃、物が倒れる音で目が覚めました。気付くと風が少し出て飲みかけのペットボトルが倒れたようです。ゴミや小物類が飛ばされると困るのでシュラフから出て現状を確認します、ゴミ袋が飛ばされていたので回収して飛ばされそうな小物類はザックに収納しました。周りの木々の葉が風で揺れる音がするので風速1、2mぐらいの感じです。このまま風が強くなると流石に困るなと思いながらトイレを済ませて、再度シュラフん中に潜り込みました。頭まですっぽり入って2度寝を試みたのですが目が冴えてしまって直ぐには寝れられそうにありませんでした。
 
 
顔を出して夜空を見るとたくさんの星が見えました、星の事は全然分かりませんが北斗七星が正面にあったのでこれだけは流石に分かりました。死兆星は本当にあったりするのかな?と周りを探してみたり、星空をぼーっと眺めていると一瞬小さく線を引くのが見えたりして、これが流れ星なのかな?と考えたりしていました。時間は3:30ぐらい、いつの間にか風も止んでいます。普段だと寒くて星空なんて見続けられないのですが、シュラフに入っていると全く寒さを感じないのでいくらでも見続けられる感じでした。意外とこのテント無しスタイルでの就寝、有りかもしれない、と思いました。
 
 
 
 
ようやく眠気が来て2度寝を行い、気付くと6:30になっていました。無事に夜明けを迎えられ、ある意味変態キャンプに片足を突っ込んだなと思いながら、そろそろ活動を開始していきます。昨夜はこんな感じで寝ていました。

 

 

飛ばされそうなものは椅子の上に重しを置いて対応しました。気持ち視線を遮れるよう、テーブルの物陰にコットを配置しています。

 

 

シュラフの上に霜が降りて薄っすら凍っています。

 

 

シュラフの中は全然平気だったのですが、この状態を見るとやっぱりシュラフカバーがあった方が良いのかも、と思いました。

 

 

バイクのシートにも氷ができています。

 

 

 

 

 

昨日はあんまりキャンプ場内を徘徊していなかったので、静かなうちに散歩がてら施設を確認していきます。

 

 

こちら、キャンプ場入って直ぐの所から撮った写真です。

 

 

細長いキャンプ場で、ある意味これが全てな広さです。

 

 

この後ろは物置、廃材置き場があります。

 

 

右手前の灰は、直火の後なのか、灰捨て場にしているのか分かりません。

 

 

地面は山砂になっています。朝はカチカチに凍っていました。

 

 

結構、バイクが汚れるので気になりましたが、後で管理人さんに聞くとビーチの砂のような感じなので乾けば直ぐに払い落とせるとの事です。ただ風が強いと砂埃が舞うのでそこが難点のようです。

 

 

こちら管理棟になります。

 

 

中はほぼ見ていないので、何が売られているか分かりません。

 

 

管理棟隣にはレンタル物品の倉庫。

 

 

 

更に隣には薪置き場と倉庫。

 

 

 

倉庫の隣には水場のシンクが一つ。

 

 

小さいキャンプ場なのですが、もう一つあると使い勝手が良いかもしれません。

 

 

奥っ側には仮設トイレが2つとシャワー室が1つ。

 

 

因みにトイレの中を映し忘れましたが左がウォシュレット付きで、右がノーマル便座になっています。

 

 

サイト奥から映した景色です。

 

 

重機が置いてあったりと開拓途中な感じが出ています。

 

 

斜面側には、ソロキャンプサイトのウッドデッキと池、それからグランピングサイト?らしきものがあります。

 

 

 

 

 

泊まっている雰囲気はあるのですが、常設テントなのか持込テントなのか分かりません。

 

 

 

池はお世辞にもきれいではないですが、夏場はボートに乗って遊んだりできそうです。

 

 

 

 

池から見上げたウッドデッキのソロキャンプサイト。

 

 

目算で2、3張りできそうな広さです。

 

 

 

 

キャンプ場を出て近場で朝日を見に行きます。こちらはキャンプ場入り口、右から上がってきて大きくUターンして左のキャンプ場に入ります。

 

 

私が滞在したのは左奥のウッドデッキサイトになります。

 

 

道路をそのまま少し上るとキャベツ畑が広がります、朝日が少しずつ照らし始めています。

 

 

 

キャベツ畑の道路から上がってくる日の出。

 

 

凄く清々しい気分になりました。





朝の散歩から戻ってきて温かい物を飲みます。就寝時はガス缶をシュラフに突っ込んでいたのですが、気温が低く使っていると直ぐに火力低下となって沸騰までしませんでした。

 

 

仕方ないのでぬるいままのチャイを飲む事にします、やっぱり寒い冬は低温用のガス缶をケチらずに用意しないといけないですね。





先程見た日の出から少し遅れてようやくキャンプ場に陽の光が当たりはじめます。

 


ここのサイト、ちょうど正面が入り口になっているのでキャンプ場で1番最初に陽が当たります。風も無くそんなに寒くないのですが、それでも暖かさは感じます。





食器を洗おうと思い水場に向かった所、別サイトのワンちゃんが散歩をしていて私を凝視してきます。挨拶をしてもずーっと見続けるので触っても良いか確認して少し戯れました、人懐っこいのでめっちゃ癒されました。犬種も聞いたのですが初めて聞いた種類だったので忘れてしまいました。





自分のサイトに戻ってきて、7:30を過ぎていたので朝食にします。今回もカップライスシリーズでシビうま坦々、山椒が効いていて中々美味かったです。

 


実は昨夜、3:30まで起きていたのでめちゃくちゃ腹が減っていたのですが我慢して寝ました。





食後のコーヒーを飲んだらボチボチと片付けを始める事にします。

 

 

 

 

 

撤収
 
撤収と言っても今回は片付ける幕も無いのでめちゃくちゃ楽でした。

 

 

シュラフだけは表面湿っているので、陽の光が当たる所に置いて気持ち乾燥させていきます。





テント無し青空宿泊スタイル、めちゃくちゃお手軽で癖になりそうです。ただ、このスタイル在りきでテントを持ち込まないのは流石にリスクが高いので、実施できるか現地で見極めてからが良さそうです。




チェックアウト時間の10:00頃、管理人さんと軽くお話をしましたが、私が泊まったウッドデッキサイトは元々はグランピングサイトで台風か何かで上物が壊れたので、今は使いたい人が居たら使ってもらうような感じで利用してもらっているようです。管理人さん自身の人柄も良く柔らかい雰囲気で好感が持てました、キャンプ場開拓も利用者の意見なんかも取り入れていきたいようで、今後の更なる発展に期待です。


 
 
復路
 
キャンプ場を出発後、中々この辺りまで来る機会も無いので犬吠埼まで足を伸ばしました。

 


天気も良く観光日和なのですが、これから家まで帰ることを考えて滞在時間30分程で切り上げて家路へと向かう事にします。





帰りは嫁様の実家に休憩と新年の挨拶がてら立ち寄らさせてもらう事にしたので行きと帰りで若干ルートが変わりました。途中で休憩を取りつつ、この日も残雪ゾーンを通らされかなり気を使った運転になりました。

 




嫁様の実家立ち寄り後に念の為給油をしておきます。

 

 

メモリが1つ(点滅していないので実質2メモリ)でギリギリ行けるかもと思うのですが、湾岸道路走行中に点滅して変に焦るのも困るので早めに給油しておきました。




千葉を抜けるまでは車の量も多かったですが、大きな渋滞も無くギリギリ明るい内に家に着く事ができ今回のキャンプは終了になります。

 


 
 
新年一発目のキャンプ、自分にとって色々とチャレンジングな内容でしたが無事に終える事ができました。自分の中でこれぐらいの距離なら移動できるなと感触も掴めましたし、新しい冬キャンプの就寝スタイルも実施できたのでキャンプの幅が広がった気がします。何より自分のバイクが手に入って、ソロだとギリギリまで実施判断が取れる状況になったのが有難いですし、魅力に感じました。




とは言え、装備的にまだまだ寒い冬キャンには変わりないので、今後も無理のない範囲で出撃できればと思います。