12月22、23日の1泊2日で厚木にあるTINY CAMP VILLAGEへ行ってきました。初ソロキャンから約8か月ぶりの2回目のソロキャン、更に移動手段バイクでの初キャンプツーリング(バイクキャンプ)になります。

 

 

 
 
TINY CAMP VILLAGE
 

 

2017年にできた比較的新しめなキャンプ場になります。名前の通り一日5組までの小規模なキャンプ場にも関わらず、雰囲気の良いサイト、キャンプ場へのアクセス良好、更に貴重な直火OKな点もあり、人気のキャンプ場になっています。近場のキャンプ場を探していた時から知ってはいたのですが、今回の休みのタイミングに合わせてたまたま予約を取る事ができました。

 

 

 
 
基本情報
 
東京からは約70km弱、1時間半ほどで到着します。
 

 

 

〒243-0121 神奈川県厚木市七沢1854

TEL:070-3366-7738
 
 
厚木市の山っ側にある標高80mほどのキャンプ場で、料金は一人一泊1,650円、駐車料金バイク一日330円とソロキャンの方にはリーズナブルな料金設定になっています。また、キャンセルポリシーも利用者に優しく4日前まではキャンセル料がかからないので、天気予報を確認しつつキャンプを実施するかの判断ができるので大変ありがたいです(更に悪天候の場合は当日でも無料の模様)。
 
 
詳しい情報は公式HP参照。
 
 
 
 
12月22日(水) 1日目
 

 

天気良好、更に気温もこの時期にしては高めで安心の冬キャン日和です。
 
 
 
 
往路
 
今回は初のバイクキャンプになります、前々から準備に準備を重ねてようやくバイクキャンプデビューとなりました。バイクに慣れるのに毎週末近場をウロウロ、キャンプ道具の荷積み練習をしてみたりとこの日までに色々と試してきました。残りの心配事は高速道路ではないですが、ほぼ高速道路な保土ヶ谷バイパスを使う点です。車では走った事があるのですがバイクでは初めてなので、乗り口、降り口の場所を入念にGoogle Mapで確認しました。初見だとビビりまくりますが、予めストリートビューで見る事ができるので乗り降りの脳内シミュレーションができて不安が軽減されます。

 

 

 

 

バイクの準備は入念にやったのですが、キャンプの準備を当日にやったので出発が10時半頃になりました。荷積みした状態がこんな感じです。

 

 

リアキャリアとタンデムシートに荷物てんこ盛りな状態です。前回のソロキャンが寒すぎた経験から防寒対策として重ね着できるようフリースや、ワークマンの防寒靴(ケベック)を持ち込みます。因みに当初ケベックを履いて運転しようかと思ったのですが、ギアの上げ下げの感覚が大分変るのでいつも履いている靴にしました。サイドバッグには折り畳んだサーモスのソフトクーラーを入れていますが、買い出しの荷物を入れる事を想定し空けています。服装は上下ワークマン、寒さにビビりまくって購入しました。あと万が一を考えてインナープロテクターとニーパッドを初装備しています。

 

 

 

 

青空の下、安全運転で出発したのですが予想に反して全く寒くない、着ている服はバイク乗りに定評のあるイージス 360°シリーズで、私はリフレクト透湿防水防寒ジャケットを選んだのですが、全く風が入ってこない。練習の時はフリースやら、ダウンやら普段着ているものを着ていたのですが、風を受けるとやっぱり寒い。そんな感覚で乗っていたのですが、今回はその感覚が全く無いのに驚きです。まぁ昼間で気温高めなのもありますが、皆が使っている理由が分かった気がします。デザインはダサいスノボウェアみたいですが値段を考えると他に選択肢がないぐらい優秀です。

 

 

 

 

心配していた保土ヶ谷バイパスも難なく通る事ができました。80km以上出てくるとちょっと不安な気持ちが湧いてきますが、スピードに乗っている感じが心地良かったりもしました。因みに最初左車線を走っていましたが合流がちょくちょくあるので真ん中を走るのが正解な気がします。

 

 

 

 

保土ヶ谷バイパスを降り下道に入っていくのですが、渋滞がちょくちょく発生しています。真っ赤な道が表示される度に、Google Mapsが裏道の色んなルートを案内するのですが、メインの道でない所を進んだり曲がったりで気疲れした為、少し休憩する事にしました。

 

 

5分程ですが、ヘルメットとグローブを取って体を伸ばすだけでも気持ちがリフレッシュされます。

 

 

 

 

気持もリフレッシュしたので出発です、が休んだせいで緊張の糸が緩んだのかお腹の空きを猛烈に感じました。そんな中、信号待ちをしていたら「かつや」が目に入ったので即駐車場へ入りました。休憩から大して走っていないのですが、時間も12時前なので昼食にします。

 

 

 

もしかしたら10数年ぶりの「かつや」かもしれないです。

 

 

残業していた時によく食べたなぁと思い出しながら頼んだのは無難なソースかつ丼、キャベツに追いソースをかけてきっちり完食、満腹になりました。

 

 

 

 

お腹も満たされて落ち着いたのでキャンプ場に行く前に買い出しを済ませます。今回はキャンプ場近くの「スーパー三和 森の里店」に立ち寄りました。

 

 

 

腹が満腹過ぎて食べたい物が思い浮かばないのですが、何とか考えてこんな感じになりました。

 

 

後はキャンプ場を目指すだけです。
 
 
 
 
キャンプ場到着
 
キャンプ場には2時頃に到着しました、渋滞もちょくちょくあったりしたのですが、Google Mapsに入力した場所だとキャンプ場が見つけられず少し迷いました。

 

 

ホームページにも記載がありますが「七沢荘」を目的地にして、ここの細い道(砂利道)を進んでいきます。

 

 

 

 

 

ようやく到着、初バイクでキャンプ場に来た喜びを噛み締めながら記念写真を撮っていると、管理人さんが声をかけに来たのでそのままチェックインへ。支払いは現金のみ、宿泊代+駐車料金+薪(500円/束)を支払ってサイトへ移動。

 

 

 

 

今回は管理棟隣のこちらのサイトにしました。

 

 

むちゃくちゃ広い、ランドロック余裕で建てられます。一息ついたら設営に入っていきます。

 
 
 
 
設営
 
管理人さんにウッドデッキも使って良いと言われたので、遠慮なく荷物置き場にさせていただきました。

 

 

 

 

 

早速テントを張るのですが、地面は砂利でかなり固いです。打刀も中々入り込んでくれないのでソリステが恋しくなりました。

 

 

 

 

 

一か所、どうしてもペグが刺さらない所があったので少し場所を移動させてこんな感じで完成です。キャンプ場に到着後も思いの外寒くもないのでインナーテント無しにしました。

 

 

 

 

 

中はこんな感じになっています、寝床はコットにサーマレスト、オーロラライト600dx。手前はグランドシート敷いて荷物置き場にしました。

 

 

 
 
 
フリー
 
前々から来てみたいと思っていたキャンプ場だったので早速徘徊がてらご紹介です。

 

 

キャンプ場自体細長い場所となっており連なって5区画ある感じです、こちらは奥のテントサイトから見える景色で各サイトは木や段差、木箱で緩やかに区分けされています。広さ的にはどこも100㎡ぐらいありそうですが、私の所は120㎡ぐらいありそうな感じです。

 

 

 

一番奥はトレーラーサイトになっています、お値段2万円と高めです。

 

 

 

サイトの通路側反対には小川が流れています。

 

 

 

小川を渡ってはしごを登ると、ハンモックが張ってあります。

 

 

 

反対の竹林を進むと入り口側にもハンモックがあります。

 

 

プライベートスペースな感じで雰囲気良いです。

 

 

自サイトに戻って、隣にある管理棟になります。

 

 

 
管理人さんに案内されて驚いたのですが、こちらが水場兼共用スペースになっています。

 

 

 

水場は外に2つ、中に1つあります。

 

 

ただ、残念ながらお湯は出ません。

 

 

共用スペースはこんな感じになっています。色々と物やスペースがあって充実設備な印象を受けました。

 

 

 

中のシンクは入り口左にあります。

 

 

 

入って直ぐのオブジェ。

 

 

 

食器類も使って良いとの事。

 

 

 

薪もこちらにあります、夜は管理人さんが不在になるので夜に追加で使ったら後払い清算もできる模様です。

 

 

薪隣のプラボックスには焚き付けの木の皮や木くずがあるので自由に使って良いとの事です。この情報は管理人さんからではなく今日滞在していた常連さんから伺いました。

 

 

アルコール類も販売していそうです。

 

 

 

その他色々とイス、テーブル類があるので、グループで来た時は、このスペースでゆったりと過ごすのもありかもしれません。

 

 

 

 

 

こたつも使って良いとの事、写真には写ってませんが裏には漫画や小説なんかも置いてあったりするので一人の時間を堪能できます。

 

 

 

 

入口付近にトイレが男女一つずつあります。

 

 

 

男子トイレだけですがこんな感じです。

 

 

何気に左の台が優秀で、手袋を置いたりできるのが良かったです。

 
 
 
 
一通り散策を終えたので自サイトに戻ってきました、この後は焚火の準備に取り掛かります。

 

 

プラボックスから焚き付け用の木の皮を貰ったり、杉の葉を拾ったりしてきました。ナイフとノコギリも出してありますが、今回は未使用で、売っている薪をそのまま投入しました。

 

 

 

 

大体やる事が終わったので本日一本目、最近のお気に入りのホワイトベルグ。

 

 

酒激弱の私にはちょうどいいです。

 

 

 

 

何かおつまみ的な物が欲しくなったので、ソーセージを焼いて食べます。

 

 

出来上がりの写真はないですが、ほりにしレッドの追いスパイスで辛さと旨味アップです。

 

 

 

 

大して飲んでないのに酔っぱらってきた感じがするので先に夕食の仕込みだけしときます。

 

 

今日は鍋にしました、やっぱり寒いので温かいものがきっと食べたくなるはず。袋から開けて、盛り付けて、火にかけるだけで完成するので、包丁、まな板要らずでお手軽です。本当は野菜がお一人様鍋セットのようなものがあれば良かったのですが、カット野菜類が炒める系しかなかったので、ニラもやしにしました。

 

 

 

 

夕食の準備もできたので、焚き火を始めていきます。合わせて鍋にも火をかけていきます。辺りも暗くなり始めたのでライトを付けようかと思ったのですが、たねほおずきを忘れている事に気付きました。WAQのライトがあるので問題はないのですが、キャンプの準備を当日やるとやっぱり忘れ物が出てしまうよな、と思った瞬間です。

 

 

 

 

そんな事を考えていると鍋が完成しました。

 

 

見た目、全く映えないですが味は良いです。市販の鍋つゆはハズレがないですね。スープまでしっかりと飲み干してかなり温まりました。

 

 

 

 

焚き火台は久しぶりのベルモント TABIを使いましたが、コンパクトながら使い勝手が良いです。ここのキャンプ場は直火も良いのですが準備も知識も無かったので無難に焚火台を使っています。

 

 

時間は18時頃ですが、日が落ちても思ったほど寒くないです。気温も7度前後とそれほど冷え込んでいないのもありますが、ワークマン装備がかなり効いているようです。富士西湖のソロキャンの冷え込みを想定して、umeさんが紹介していたアルティメットパンツを購入し、更にヒートテックを履いているのですが、焚き火無しでも全然耐えられそうな心強さを感じます。ケベック+メリノウール靴下もかなり効いている感じがして地面からの冷えを感じさせないです。ただメリノウール靴下は洗濯すると直ぐに毛玉っぽくなるので耐久性に難有りっぽそうです。

 

 

 

 

いくらでも外に居られると思いながら本日2本目にして最後のお酒、暗くてよく見えませんがホワイトサワー。

 

 

私には冬キャンのお酒は2本で十分です。

 

 

 

 

今回、平日キャンプなのもあるかもしれませんが、ソロ、デュオの客しかいないので、黙々と各々が好きなキャンプに没頭しているような雰囲気でした。サイトの隣を流れる小川の音がかき消しているのもあるかもしれませんが、一人のキャンプを集中できる環境が整っているのも、このキャンプ場の魅力の一つなのかなと感じました。

 

 

 

 

そんな私も時間を持て余し、木の枝にランタンをぶら下げてバイクの写真を撮ったりしていました。

 

 

 

 

 

20時過ぎになると他のサイトは焚き火も終えて幕内で過ごしている雰囲気でした。私は薪が残っていたのでチビチビと焚き火の火をつつきながらスマホで漫画を読んでいました。1時間もすると何となく就寝の雰囲気になってきたので、私も荷物を幕内に移動させ始めたのですが、デザートを買っていたのを忘れてました。

 

 

就寝前の甘味はご法度ですが、キャンプだから良いかと思い30秒で食べ終わりました。

 

 

 

 

今日の就寝スタイルは上下ヒートテック+ロンTでナンガに潜り込みました。もしかしたら今日の気温からするとこれでもちょっと暑いかもしれませんが、脱ぐ訳にはいかないので仕方なしです。大した事をしていないのですが、自分のペースでやりたいキャンプが出来ているなぁと幸せを噛み締めながら眠りにつきました。

 

 

 
 
2日目は別記事にて。