キャンプ開始時、スノーピークを中心にギアを買い揃えていったのですが、3年目にもなるとどうしても合わない、使っていないギアが出てきて残念ながら手放してしまった物があります。 今でもスノピ好きなのですが、手放した物とその理由をまとめて、これから購入を考えている人の参考になればと思いました。
では、いってみましょう。以下、大体ですが手放した順になります。
先ずは、こちら「ほおずき ゆき」。
キャンプ始めた時に、最初の雪峰祭で購入しました。我が家のメインランタンを想定して使用していたのですが、WAQのLEDランタンを買ってからすっかり出番が無くなりました。
ふんわり柔らかい光のコンセプトは魅力的で見た目も気に入ったのですが、実際に使ってみるとメインに使うには光量が足りませんでした。また、乾電池式なのも私には合わず、毎度のキャンプで予備電池を用意しないといけない点や、予備電池の用意の手間を考えて実際のフィールドで使うのを躊躇ったり、光量を落として使用したりと悪循環に陥っていたかと思います。
専用バッテリーや、充電式電池の運用も考えたのですが、その頃にはキャンプ場で使う電気機器類はUSB充電できる物にまとめて、フィールドではモバイルバッテリーから充電できるようにするのが自分には合ってるな、との結論に至りました。
次は、「たねほおずき ゆき」になります。
こちらもキャンプ始めた時に買った物になります。小さめの光でサイトの至る所に配置して、間接照明的な使い方をしたりと映えサイトをイメージして使っていきたいと思っていました。
光量MAXで使用しても一晩で無くなることはないのですが、一度使用した後は次いつ無くなるんだとの恐怖が湧いてきて単四電池を沢山持っていくようになりました。そんなに気にするのなら毎度入れ替えれば良いと思いますが、貧乏性なのできっちり使い切りたい。また、長く使う為に光量落として使うようになって、本末転倒な感じになっていきました。最終的にはほおずきと同じく乾電池式が私には合わないとの結論に至りましたが、コンセプトと見た目は気に入っているので、今ではソロキャン用に一つだけ残して運用しています。
後もう一つ不満点があるとすると、点灯オンの時の反応がすこぶる悪い事が挙げられます。個体差なのかもしれませんが購入した3つとも反応が悪く何度も長押ししてようやく点く、と言った感じです。構造上ボタンを少なくする為だとは思うのですが、何度も点かないと電池が切れたのかな、故障かなとイラっとする事が多かったです。
ほおずきに関連して、「フアロ」。
既に廃盤になっているのですが、3年前まではぎりぎりレギュラー商品でした。今もAmazonとかで売られているようですね。
多分買おうと思っている人は居ないかと思いますが、これマジで使えません。組み立てにくい、取り付けにくい、効果ほぼ無し、と良い所がありません。更に見栄えも悪くなるし、とても使えた代物では無いです。廃盤になって当然かなと思うのと同時に何故これを世に出したのか…と商品開発した人を疑います。
次は「フォールディングトーチ」。
展開してガス缶に取り付けるのがカッコ良かったり、グリップをカスタマイズしたりとスノピの中でも人気商品の部類だと思います。
購入は優待券を使うタイミングでついで買いをしたのですが、具体的な用途が無いまま買った為、結局使うシーンが無く寝かせた状態になってしまったので手放しました。商品は悪いとは思わないので純粋に私のスタイルに合わなかっただけかなと思います。
続いて「HOME&CAMPバーナー カーキ」。
こちらキャンプを始めて最初に買ったバーナー類で、我が家のキャンプ料理を作るのにずっとメインで使っていたものになります。円柱の状態から使用する時はくるっと回転して、五徳を展開して使う様は、めちゃくちゃカッコいいです。良く考えられた商品だと思います。
ただ、不満点もありました。1つ目は五徳が3本である事、底が丸い物だと気にならないのですが四角だと途端に不安定になります。何度か転倒させそうになりヒヤッとしました。2つ目は火力調整が目盛通りでない点です、特に弱火にしたくて1メモリの所に設定すると鎮火する事が多々あり。弱火、トロ火がめちゃくちゃシビアで火の様子を見ながらでないと先ずできません。ミリ単位の微調整をしながらツマミを回さないといけないのが非常に面倒で歯痒かったです。
とは言え、ある程度気に入って使い続けていたのですが、ソロ用に買ったSOTO ST-310を使うようになってからは全く出番無しになりました。コンパクトさと五徳の安定感、展開のしやすさとすっかりこちらがメインになってしまいました。このまま飾っておくよりかは良いかと思い手放しました。
次は「マルチコンテナ S」。
こちらもキャンプ始めた時から使っていたペグケースになります。3年間使ってきましたが壊れる気配も無く、作りもしっかりしており不満はありませんでした。
手放した契機は、タープのメインポール用にソリステ 50cmを使うようになったからです。50cmペグも4本なので裸で持ち歩くのでも良かったのですが、前回の雪峰祭のタイミングでマルチコンテナL ブラックを買ってしまったのでお役御免となりました。
次は「パイルドライバー」。
こちらはキャンプ2、3回目ぐらいのタイミングで買ったものになります。言わずもがな有名なランタンスタンドで愛用者も多いギアだと思います。
実は我が家では買ったものの、3年間一度も出番無しのギアでした。購入のきっかけは嫁様が大きいランタンが欲しいと言っていたので、合わせてランタンスタンドも買わないとと思い、優待券が使えるタイミングで一緒に購入しました。ただ、その後はオイルランタンが欲しいとは思いつつもLEDランタンが主体となり、オイルランタンの購入タイミングを失い、物欲も収まってしまいました。LEDランタンもタープを張っている時はメインポールに引っかけますし、ランドロック内でもハンギングチェーンにかけるので、我が家のファミキャンスタイルだといつまで経っても使うことは無いなとの結論に至りました。
と、パイルドライバーは今後も使う事がないのを悟ったのですが、ソロ用のランタンスタンドが欲しくなって、次に入手するならバックパックでも持って行けそうな軽量な物を選定して新たに購入したいと思っています。
最後は、「パイルドライバー ケース」。
こちらはパイルドライバーと一緒に購入したケースになります。パイルドライバーを手放したので合わせてこちらも手放しました。
以上が、我が家で手放したギアたちになります。商品自体は良いものだと思うので(フアロ以外)愛用している、コレクションしていると言う方も多いかと思います。ただ、やっぱり人それぞれスタイルがあって合う合わないがどうしてもあるかと思いますので、この情報が購入を考えている方の少しでも参考になればと思いました。
あと、嫁様の断捨離圧が強く私も多少なりとも感化されたようです。昭和の人間は物を所有、ため込むことに幸せを感じるが、令和の時代は違うんだよ、と。私も少し前なら使うかもしれないからと言う理由でキープしていた物を手放したと言う事は、少し考え方が変わってきたのかなと思います。