キャンプ初心者(2年目)が初心者(未経験)の時に思った素朴な疑問を初心の心が薄れていく前に書き残しておこうと思いました。完全キャンプ未経験者向けの内容でこれからキャンプはじめるかも、と言った人向けの内容になっています。また万人がそんな疑問がある、そうあるべきだと言うものではなく、あくまでも私はそう思う的な内容なので、ベテランキャンパーさんは寛容な心で見てください。

 

 

 
 
私がキャンプをはじめるにあたって疑問だったことや悩んだことは以下になります。
 
  1. キャンプ道具、何買えば良いの?
  2. キャンプ場、どうやって決めたら良いの?
  3. キャンプ行って何するの?
  4. キャンプ道具のメンテナンス、どうするの?
  5. withコロナ/afterコロナキャンプ、どうするの?
 
既にブログ内の記事の端々で解決してるものや答えの出ていないものもあったりします。最後の5.は皆はじめてと言う事で一緒に記載。
 
 
 
 
1. キャンプ道具、何買えば良いの?

 

いきなり難しい、永遠の命題のような疑問ですが、『人それぞれ』としか答えようがない疑問です。ただキャンプをやり始めて感じたのはキャンプのスタイルってずっと同じではなく変化していくものなんだなと感じました。
 
私はファミリーキャンプで入っていったので未来永劫(言い過ぎですが)ファミキャンで行くんだ!と思い、ギアを選定していきましたが、キャンプの魅力が少しずつ分かってきて、ソロキャンしてみたい、親子キャンプしてみたい、バイクキャンプしてみたい、バックパックキャンプしてみたい、など色々と思うようになりました。実際にはお金やスキル、時間など様々な要因で踏み出せていないですが、完全インドア派、外で遊ぶより家でゲームしていたいと思っていた人間がここまで心変わりするぐらいなので、キャンプにハマる人は同じような気持ちになるのではないでしょうか。
 
ギア選定も私の場合は一点突破、最終到達点に最短で到達したいと思っていたので、未経験者がよくまぁそんなものをと言う物を買い揃えたと思いますし、嫁様もよく了承してくれたもんだと思いました。私個人としてはレンタル費用も無駄、買い替える費用も無駄、その分を最終到達点に向けたギア購入費用に充てれば無駄が無くてよりグレードの高いものを買えると思う性質なので、不退転の決意でキャンプと言う趣味に飛び込みました。それが結果成功しているかと言うと・・・今の所は、です。
 
私みたいに変な決意の下キャンプを始めるのは例外だと思いますが、キャンプを続けるかどうかも分からない、取り合えずやってみたいって人は、やっぱりレンタルだったり、コテージ泊になるかと思います。多分キャンプ続けると言う人は、購入も選択肢に入っていきますが、ここからが悩みどころであり、キャンプの醍醐味でもあるのかなと思います。レンタル品を使うよりも、自分が悩みに悩んで選び抜いたギアで過ごす方が圧倒的に思い入れも違いますし、所有欲や愛着も出てくると思います。だからこそ正解が何で、何を買えば良いの?と悩むのですが、人それぞれで答えが無いから困るんですよね。
 
そんな悩みどころですが、これからキャンプをはじめる皆さんに失敗してほしくない、今になって私が思う選定ポイントって何かなとあえて挙げると以下でしょうか。
 
  • スタイルを決める
    • 自分(たち)がどんなキャンプをしようとしているのかオートキャンプ、バックパックキャンプ、バイクキャンプ等。また人数は何人を想定しているのか、ファミキャン、ソロキャン、デュオキャン等、この辺の要件はきっちり抑えておいた方が良いかと思います。それによって買い揃えないといけない量やサイズなんかが見えてきます。
  • どんなテントでもやる気があれば設営できる
    • 初心者でも勉強すれば設営できない幕は無いと感じたので、難易度は気にせずに要件を満たす自分が気に入ったものを選んで良いと思いました。可能であれば初張りの時は事前に練習しておく、だったりベテランキャンパーと一緒、だったりすると気持ちに余裕ができます。
  • 極力コンパクトなもの、軽量なもの
    • どんなスタイルのキャンプであっても収容、積載問題はついて回るので、2択だったらコンパクトで軽いものを選んだ方が良いです。ただし利便性、耐久性、組み立てやすさ、費用増等とトレードオフになることも多々あるので吟味が必要です。後はなるべく実物を見て、触れて、イメージを膨らませることが大事だと思います。家を買ったり、一人暮らしを始めた時に、家(部屋)の内見をして、家具買って、食器買って、寝具買って、電気機器買ってと色々と調べたり実物を見たりするかと思いますが、それと同じことをキャンプと言う枠の中で実施していくもんだと思います。実際に買ってみてサイズ感が合わない、座り心地が悪い、こんな見た目だとは思わなかったと言う事が極力無いようにしたいものですよね?そのための営みです。
  • お気に入りやこだわりを持つ
    • ギア選びは取捨選択の嵐なので、これだけは譲れないものをしっかり持っているのは大事だと思います。例えば絶対このマグを使うんだとか、このイスで過ごすんだとか、ハンモックだけは外せないとか、一見他人が見たら無駄だったり非効率に見えるものでも本人が必須と思えるものがあれば、それはそれで大事にすべきではないかと思います。逆に譲れないものがあるからこそ他が捨てられるのではないか、との理論です。
 
色々と書いてしまいましたが、ゼロベースの知識や経験だと選ぶに選べないので、まずは自分のキャンプスタイルを決めて、お気に入りのギアやメーカー、こだわりを持つ事から始まるのかなと思います。そこでようやく自分のモノサシが構築され選んでいけるのかなと思います。当然そのモノサシが合っているか間違っているかはやってみないと分からないですが、苦労して検討したものはそう大きく外れる事はないかと思います。
 
 
 
 
2. キャンプ場、どうやって決めたら良いの?

 

これも初めての時物凄く悩みました。みんなどんな風にしてキャンプ場決めているの?いや、そもそも調べ方からして良く分からない、と悩んだものです。
 
ピンポイントでこのキャンプ場に行きたい!と思った所は、ダイレクトにHPへアクセスし予約を行います。ただしそう言う場所って大抵超人気キャンプ場だったりするもので行きたい日に予約が埋まっている事が多々あります。そのため次の候補日を決めて、その候補日の予約開始日を抑えて予約合戦に臨みます。取れればラッキー、取れなかったら次の・・・と繰り返します。
 
最近では行きたい日を決めてキャンプ場検索予約サイト『なっぷ』で調べる事が多いです。私のキャンプ場選定要件が、『行ったことのないキャンプ場』、『テント(ランドロック)を建てられる広さ』、『自宅から車で行ける範囲の距離』になっているので、1点目の日付+キャンプ場のピックアップに重宝しています。目ぼしい所が見つかったら深堀して広さを確認したり、場所を確認したり、最低限の要件を満たせるか確認し、OKであればキャンプ場施設や周辺情報、更には途中の立ち寄りポイントなどを調べたりして、大まかな旅程を思い描きます。
 
更に最近、ランドロックに加えてタープの設営も行いたいと思い始めましたので、100㎡以上の区画サイトを調べたり、フリーサイトも視野に調べたりしています。フリーサイトは区画サイトに比べてお値段安めに設定されていたり、区画サイトよりも広く使えるケースが多いのですが、激込みの際、良い場所が確保できなかったり、最悪テントを建てるスペースすらない状況に陥る可能性があるため、早めに現地に到着してチェックインまで並んだり、更にはどれぐらいの並びか、ローカルルールでチェックイン前に入場があるのかなども調べてリスクを回避していく必要があると考えています。
 
後は、近場のキャンプ場を開拓したいと思った時は『google Map』で「キャンプ場」とキーワード検索して眺めたりしています。まだこの手段でキャンプに臨んだことは無いですが、なっぷにも出てこないようなキャンプ場を調べるのに使っています。
 
で、初っ端一発目のおすすめキャンプ場は、『近場で高規格の区画サイト』が良いかと思います。Web調べると同じような意見があると思いますが私も同じ意見です。『何かあったら』の対応が色々とあり、選択肢が多いからです。忘れ物、急病、ケガ、ギアの故障、夫婦喧嘩等、色んなことが起こりえないとも限らないので、自宅から近い、管理がしっかりしていると言う安心感は大きいです。
 
 
 
 
3. キャンプ行って何するの?
 
こんな疑問を持つのは私ぐらいでしょうか?この理解されがたい、疑問に思うような事ではないような疑問を私は持ちました。基本気にしいなので、皆が当たり前にやっていることをやっていなくて『変なのー』と思われたりしないか、セオリーって何!?って悩んでいました。
 
私、敷居が低いんです。キャンプ場に行って、テント立てて、外でご飯食べて、テントで寝る。それだけでキャンプやった!と満足しちゃうんです。他の方のブログに載っているような〇〇やって、××を作って、とかそんなのをやらなくてもキャンプやった気になってしまうので、皆がやっている『キャンプ』を本当にやっているのか、何かが足りないのではないか、と思ったりしていました。
 
で、最近になって少し分かってきた事は、皆色々とやっているのかもしれないけど、それらを削ぎ落して共通するものって何か?とよーく見てみると、やっぱり『テント立てて』、『外でご飯食べて』、『テントで寝る』、じゃないかなと思ったわけですよ。これだけ見ると、何だ皆大したことしていないな、と思えてきませんか?キャンプで何かをやらなくては、皆がやっていることをやらなくては、との義務感、脅迫概念みたいなのが私の中から薄らいだ瞬間でもあります。もし同じようにキャンプ行った時に何かしなくちゃいけないよなぁと悩んでいるのであれば、究極『テント立てて』、『外でご飯食べて』、『テントで寝る』さえすれば、後は何をやっても良いし、やらなくても良いんだよ、と言いたいです。ただし何をやっても良いと言うのはあくまでもルールやマナーの中での事なので、その範囲を超えない範疇で自分のやりたい事をやれれば良いのかなと思います。(正直、何もしない、ダラダラした時間の過ごし方をしてみたいのですがファミキャンだと許されないですよね・・・)
 
後はキャンプに行ったら必ずこれをやる、とこだわりがあるのは羨ましいです。某ふたり何とかの漫画だと焚火は外せないとか、何かのドラマだと缶詰キャンプ飯とか、オイルランタンに灯を付けるとか、呼吸をするかの如く当たり前の様に自分の拘りを実施していく姿に憧れます。
 
 
 
 
4. キャンプ道具のメンテナンス、どうするの?
 

キャンプ道具に限らずメンテナンスするのは苦手です、なるべく使いっぱなしで使えるなら使っていきたいと思う性質です。よくテントにカビが生えてたとかって内容を目にしていたので、買ったばかりの幕でカビだらけになったら嫌なだなぁと恐怖していました。

 

最初のころ、家でテントを干すなんて全く考えられない(狭くて干すところがない)と濡れて帰る事を恐れ、撤収日は極力自然乾燥+完全乾燥を目指して撤収作業を行っていました。そんな感じで撤収をやっているのでいつも時間ぎりぎり、自然乾燥しきれないと判断した時は雑巾で拭って収納していました。そんな恐怖心を抱いていたので、乾燥が甘いと思った時は収納袋のチャックを開けてなるべく乾燥させたりと、やれることはやりながら幕を扱ってきたので今の所カビとは無縁な感じで過ごしています。物凄く気にして扱っているのもあるかもしれませんが、カビるのって余程ひどい状態で保管しているのではないか?と最近思うようになってきて、過剰な対応をしていたのではと感じるようにもなりました。また最近では家のベランダで辛うじて干せることも分かったので、この濡らしたまま持って帰る恐怖心は大分薄れたと思います。

 

こんな感じで幕を扱っていると言う事は他の道具も一緒で、汚れを落としたり、水気を拭き取ったりと現地でやれることをやって収納して持って帰って、またそのまま次のキャンプ場に持って行くってな感じでやり繰りしていました。それによって当然撤収の時間がかかり、撤収日の過ごし方が薄くなってしまうのですが、意外とこのルーティンが功を奏して家でのメンテナンス作業がほぼ無しでやれているのかなぁと最近では思うようになりました。(灯油ランタンとかダッチオーブンとかメンテナンスが要りそうな道具が無いからかもしれませんが・・・)

 

撤収と一言ではありますが、どこまでの作業をやっての撤収なのか、他の方のブログなどでは中々この辺りの事が書かれていないことが多く具体的に見えてきません。私のやっていることが当たり前なのか、スピード重視で取り合えず車に積んで家できれいにすると言う人が多いのか、いやいやもっと想像も及ばない考え方で撤収を行っているのか気になるポイントでもあります。一つ言えるのは現地でなるべくきれいにして持って帰れば、意外とそのままの状態で次使えますよって事です。

 
 
 
 
5. withコロナ/afterコロナキャンプ、どうするの?
 
誰もが『この先こうなる』と100%確実なことが分からない話です。ただ自分の中で折り合いを付けて自分基準を持ってやっていくしかないかなと思います。
 
私はキャンプ自体、比較的安全な遊びだと思っています、と言うか内心ではキャンプでコロナにかかる訳がないぐらいな気持ちでいます。屋外でも人が長時間滞留するような場所ならまだしも、色んな人がそれなりの間隔を開けて動き回る場所だと感染のしようがないのではと思っているので、外で自転車乗ってマスクをしている人や、普通に歩いている人がマスクをするのは労力に見合わない対策をしていると思っています(例えば感染確率が0.0001%ぐらいだった所を0.00001%ぐらいにするための小さな効果だと思っています)。反面、屋内では空気の滞留や他人が触れたものに接触する機会が多いのでぐっと感染リスクは上がると思っています。
 
全ての事を最高レベルで均一に対策し続けるのは恐らく無理なんだろうなと誰もが思っているので、自分ルールに則ってこれはやって良い、これはやらない、と線引きをして過ごしていくしかないと思います。ちなみに我が家ではこんなルールで過ごしています(全てではないですし、絶対ではないですが、何となく強めのルールになっています)
  1. 屋内施設には遊びに行かない
  2. 電車には乗らない
  3. 外から帰ってきたら先ず風呂に入る
  4. 居酒屋には行かない
  5. 国の指示には従う
こんな感じでやっていると言っても矛盾だらけです。1点目なんか遊びには行かないが買い物には行きますし、2点目だと電車に乗らないと言いつつ仕事で必要があれば使います、4点目だと居酒屋は行かないがファミレスは行きます。何のこっちゃってな感じですが、こんな感じで我が家のコロナ対策ルールを立てつつ100%で実行するのは不可能なので、このケースでは良いか、仕方ないねと許容してやり繰りしています。
 
因みに5.の最初の方にも記載した屋外でのマスク、あんまり意味無いようなぁ・・・と腹の中では思っても、最近では公共マナーとして咳エチケットやマスク着用が浸透してきているので、それに倣って実施しています。これも時代の流れ、環境への適応ですね・・・。
 
 

 
 
画像無し文章多めの自分語りな記事になりました、最後まで読んで頂きありがとうございます、と同時にお疲れ様でした。今後も引き続きキャンプを楽しんでいきたいと思います。