次回キャンプに向けて、モーラナイフを買ったのですが、メンテナンスをしっかりしないと直ぐに錆びてしまうようなので、面倒くさがりな私は使用前に黒錆加工を行うことにしました。ちなみにナイフを買ったのも初めてなので黒錆加工も当然初めてです。でもググれば色んな方がやられているので、ハードルは高くないなと思い実行する事にしました。

 
 

 
 
黒錆加工
 
あくまでも私も他の方の記事を参考に実施しましたので、一例として参考程度に留めて置いてください。(他の方の記事の方が詳しいです)
 
 
準備
 

 

紅茶のティーパック、お酢、500mlの空きペットボトル、未開封のモーラナイフ(加工するまでは触りたくなかったのでw)を用意しました。家にある人は直ぐに揃えられそうですが私は新しいのを購入しました。

 

 

 

 

 

なっちゃんの空きペットボトルをモーラナイフの刃がすっぽり入るぐらいのサイズでカットしました。

 

 

 

 
 
加工液作成
 
 
次に、黒錆加工するための加工液を作成します。まず、なっちゃんに濃い目の紅茶を作ります。私はティーパック3つ使って500mlのお湯で作りました。今回の場合、ラベル上の凹凸辺りで刃がすっぽり浸かるラインになっています。ティーパックを取ると紅茶の量が減るので、写真の後、更にお湯を継ぎ足して結果500mlぐらい使いました。
 
 
 
 
 
紅茶を作った後に酢を入れていきます。上記写真は既に酢を入れ終わった状態になっています。割合は『紅茶:酢』が『6:4』~『8:2』ぐらいが良いらしいです。正直目分量ですが、私的には8:2の気持ちで作りました。これで加工液が完成なのですが、酢の匂いが気持ち悪いです…。
 
 
 
 
実施
 

 

加工液ができたら早速黒錆加工に取り掛かります。

 

 

 

 

 

まだまだ紅茶の温かさ(熱いぐらい)が残る加工液にモーラナイフを浸します。事前の目論見通り刃がしっかりと浸かっています。

 

 

 

 

 

最初、反応が無くて割合ミスったか!?とか、紅茶の濃さが足りなかったか!?とか思いましたが、30秒程すると泡が出始めました。何となく化学反応が起きてて体に良くなさそうな気がしたので、外に置いて放置する事にしました。時間は2時間弱になります。

 

 

 

 

 

2時間ほど経過して家に持ってきました。色は焦げ茶?、どす黒い緑?みたいな色をしていて明らかに体に悪そうな感じがします。ちらっと取り出してみましたが、黒っぽくなってることを確認する事ができました。

 
 

 

 
 
仕上げ
 

 

加工液からモーラナイフを取り出します。刃にしっかりと黒錆が付着しているのが確認できます。刃に触れることなくドライヤーで乾燥させますが、この時温風ではなく常温で乾かしました。その後、もう一度加工液に漬けて、更に乾燥を実施。ドライヤーを使っていると加工液がポタポタと落ちてきますが、そのまま落ちた雫を放置しながらドライヤーをしていたんですが、ほっとくと何か染み?っぽいのが付いてしまいました。石鹸でこすっても落ちない所もあったので流水の上で作業をやった方が良いと感じました。やっぱこの液体ヤバイ…?と感じたので、トイレでがっつり3回ぐらい流して処分しました。

 

 

 

 

 

ドライヤー後の状態です。この状態になったら触っても大丈夫のようですが黒錆が落ちないか恐る恐る触りました。

 

 

 

 

 

油を塗ると良いとの事だったのでオリーブオイルを1、2滴ほど指で延ばしてティッシュでササッと拭いた状態がこれです。良い感じに仕上がりました。ただ、グリップの所にも加工液が浸かっていたのでその部分が気になり、ウェットティッシュとアルコール消毒で拭いたりしたのですが、キレイになったかは少し謎です。匂いを嗅いでみるとほのかな酢の匂いがちょっと好い気ではないですが、取り合えず成功と言うトコでしょうか。

 

 
 

 
 
初めてにしては意外と上手くいったのでほっと一息です。ただ、この黒錆がどれだけメンテナンスを楽にしてくれるのか謎ではありますが、取り敢えず大事に使っていきたいです。あと、酢の匂いが嫌なので次回はレモン?で試してみようかな…と思いました。