要注意: 長いです…。
先週の火曜日に”LASIK”を受けるはずだったのですが、術前の最終検査で角膜が不均衡と指摘されました。LASIKを前にコンタクトを10日程外していたのですが、この間に「私の角膜の自然な形」を取り戻し、9月に適正検査を受けた時よりも角膜の不均衡度が高くなってしまったようです。角膜の厚さは590μと平均より厚かったのですが、それを差し引いても強度の近視と角膜の不均衡という二つのリスクから、フラップを作らずに再生t角膜上皮を取り除いてエキシマレーザーを照射するPRKという方法を薦められました。
PRKの最大の長所としては角膜の強度が保たれること。LASIKではフラップを作る分、残る角膜が少なくなります。短所としては手術後に痛みがあり、角膜上皮層が再生するまで視力が出ず、少なくとも1週間ぐらいは不便であること。両目を同じ日に手術することも可能だけれど、片方づつの方が良いだろうということで、最初は利き目ではない左目を手術することにしました。右目はいつも通りのコンタクトレンズでOK。しばらくガチャ目生活になりますが、こうすれば左の視力が出ない間もある程度は日常生活に差し支えなく過ごせます。
手術の日
手術自体は10分もかからずに、本当にあっという間でした。「バリウム」を服用したおかげか、手術を待つ間も手術室に入ってからも、「緊張するっ!」という感じではありませんでした。
ちなみに、手術室に入ってから、
「これ、一日に最高で何人ぐらい手術できるものなんですか?」
と、ドクターに質問したところ、景気の良かった頃は30人まで可能だったと教えてくれました。いくら、正味10分程度の手術と言っても、びっくりの数ですよね。LASIKについて調べている際にLASIK MILLという言葉を見かけました。実際に手術するドクターとは手術室でしか合えないとか、待合室に何人も患者が並んでいるとか…。
今は不景気なのでめっきり患者さんも減ったそうで、私が手術を受けた午前中は、私のほかにもう1人患者さんがいただけでした。適正検査に来ている人は何人かいたけど、大丈夫かなここの経営…。手術の種類を直前に変えるということがありましたが、ドクターは時間をかけて説明してくれた上に、途中からロビーで待っていたジョーさんも呼んで、最初から説明し直してくれました。
手術の間は「点滅する赤い光を見つめ続けてくださいね」と言われていたので、そこから視点を動かさないよう頑張りました。これ、目が動いちゃったらすっごいヤバいんですよね?
手術の間はドクターが「はい、洗浄します」とか「レーザー照射します」とか、実況中継してくれているのだけれど、私は赤い点を見ることに一生懸命で、あまり聞いてなかったかも。洗浄の時や点眼の時などは何も見えなくなってしまい、「赤い点はここだったはず…」と。とにかく目を動かさないようにと、それだけを考えていました。
最後のレーザー照射の時は、ジジジジという音がしたので「おぉ、今、この瞬間に角膜が削られているんだぁ」と妙に実感。終わった後は、体験者がよく語る「髪の毛が焦げたような匂い」が、わずかながらしていました。それも「おぉ、これかぁ」と、妙に納得。
LASIKの場合は終わってすぐに結構「見える」という話ですが、PRKの場合は角膜上皮層が生えてくるまで(!!)は視力が出ません。手術をしていない右目の裸眼視力に比べたら回復しているのは分かるのですが、感覚的には霧の中の0.1という感じでした。カウンセリングの時にドクターが「しばらくは汚いコンタクトレンズをしている感じ」と説明してくれたのですが、思っていた以上に「見えない」状態でした。
手術後は…
さて、その日はバリウムのおかげで、帰宅途中の車の中からウトウト状態で、家に帰るなり義両親にも双子にも挨拶せず、「悪いけど寝ますぅ」とだけ言って、寝室へ直行。それから3時間ほど爆睡しました。そして起きたら、眩しい感じはあるけれど目はちゃんと開くし、違和感はあるけれど痛みはない…。ということで、ジョーさんにカバーしてもらいつつも、夕食の支度の手伝い、双子のお風呂いれなど、なんとかこなせました。ジョーさんには「ゆっくりしてなさい、寝てなさい」と何度も言われたけれど、まぁ、苦労性(?)なんでじっとしてられないんですよ。
2日目
翌日は男の子達を保育園へ送った後、ジョーさん運転&双子同伴で術後検診へ。目に異常がないか簡単にチェックして、視力を調べると「なんとか0.2」。「もうちょっと削った方が良かったんじゃないんですか?」って思うくらいの視力ですが、
ドクター(執刀医ではなく眼科の女医さん)は「はい、異常なし。いい感じですよ。しばらく時間がかかりますから、忍耐強くね。目薬忘れないでね」、と。
こういう場合は「大丈夫かなぁ」と不安になるよりは、ドクターを信じるしかありません。それに運転もOKとのこと。ほんとかいな?! 左目、見えてないんですよ…。
この日の検査は拍子抜けするほどあっという間に終わってしまったので、帰り道にはLOWESで買い物をして、その後は夫婦水入らず双子付で早めのランチ。午後は「ジョーさんに会社行ってもよいよ?」ってぐらいでしたが、当初の予定通り一日お休みして子供達の面倒をみてくれました。
ちなみに術後2、3日はテレビ、読書、コンピューターなどを控えて、目を休めるようにと言われました。そうなると、結構することないんですよね…。お風呂も駄目だし…。ということで、子供達が休んだ後のフリータイムには長電話することに。お付き合いくださった方、ありがとうございました♪
3&4日目
3日目からは普通のスケジュール。ジョーさんにも普段通りに出勤してもらい、私は幼稚園の送り迎えで運転を再開しました。半分見えてない状態にも慣れてきた?! だんだん良くなってきている感じはするけれど、それでもコンタクトの右目と比べると、かなりぼんやりしています。まぁ、あまり運転などしない方が良いのだろうけれど、幼稚園までの道はとても慣れている&交通量の少ない田舎道なので、大丈夫でした。
5&6日目
5日目は土曜日。朝起きて目を開けたら
「おっ、見えてる!!!」
と実感しました。右目に比べるとまだぼんやりではありますが、明らかに前日の見え方とは違う!!! あんまりビックリしたので、大声でジョーさんを起こしてご報告。迷惑…。
ただし、一番調子が良かったのは朝で、それからは次の日も見えが悪くなったような気がしました。両目を手術する人場合は5日から1週間ぐらいは仕事も休むよう薦められるそうですが、確かにこの状態で1日中オフィスワークするのは難しいかなぁと思います。
失態は6日の夜。寝る前にコンタクトを外す時、間違えて手術した方の目をぶにゅっと触ってしまいました。こちらは手術後の目を守るためのコンタクトレンズ(度無しで24時間x7日装着しっ放し)が入っているのですが、触った途端、びきっと痛んですぐに間違いに気がつきました。痛みはすぐ治まったし翌朝は1週間検診だったので、目薬をさして寝ることにしましたが、冷や汗をかきました。
7&8日目
術後1週間目の検診。コンタクトレンズをドクターに取っていただき、角膜の再生具合と感染症がないかチェックしてもらいました。いい感じに生えているとのことで、ほっ。外側から真ん中に生えてくるとのことで、真ん中はまだ見にくい。それでも2日目の時よりは視力検診で3、4段下のところが見えていました。こうてみると、良くなっているのが実感できます。
9日目以降
コンタクトを外してもらってから、どんどんよく見えるようになり、ついに9日目には手術をしていない方と同じぐらい見えるようになりました! いぇい。まだ視力が安定するには数週間かかるということだけれど、手術前のド近眼状態からすると夢のようです。
ドクターはPRKは2週間後ぐらいにもう片方の目を手術しに来る人が多いと言っていましたが、この状態なら来週にでも大丈夫そうな感じです。ただし、ジョーさんの仕事の都合と、義両親の予定から、右目の手術は2月の3週目までお預けです。20年間コンタクトをしていたのですから、まぁ、3週間、4週間ぐらいは気長に待ちましょう。
残念なのはLASIKと違い、すぐに「裸眼でこんなに見える!」という感動が無かったこと。、手術してない方の目と比べてジワジワと良くなってきているのが分かるというのは、面白かったです。後、仕事をしている頃だったら、ちょっとこの手術は無理だったかなぁ…とも思います。やっぱり1週間は手術した目は使い物にならないので…。