術後1ヶ月と1週間が経ちました。

部位が分からないように大胆にトリミングして、色合いを少し変えたものを掲載します。ちなみに左下の2つはドレーンの管が入っていた箇所です。


前回の写真とは傷のかたちが逆になりますが、それはメインカメラとインカメラの違いです。


まだ1ヶ月なのに、思いのほか綺麗になってきました。まだ中央部だけですが、切開された皮膚同士がくっついてきました。


そういえば10日ほど前、お風呂の床に何か縮こまった細長い黒っぽい紐のようなものを見つけました。

それを見た時にもしや..?と思いましたが、やはり今から思えば、この中央部の皮膚と皮膚の隙間に生じていたかさぶたのようなものが落ちたものだったように思います。


ちなみに看護師さんから伺ったアトファインなどの傷口を綺麗にするテープは、皮膚が弱くかぶれやすいので一度も貼っていません。その他、傷口に良いと言われるものはいっさい使っていません。

ボディソープは、一般的なダヴの液体ボディウォッシュを泡立てて使っています。


おっぱいを全摘することが決まった直後は、なるべく傷跡を目立たないようにしたいと思っていました。


でも、この傷跡は薄くならなくてもいい。

それどころかなるべく残しておきたい。

ただし綺麗なかたちで。


そう考えるようになったのは、この傷跡は自分の中では、おっぱいを失うことについて心の中に生じた様々な想いと戦った証拠だからです。


そのため最近は、敢えてこのまま何もせずに放置していたらどのようになるのかを見てみたくなりました。

ただし泡立てたボディソープで優しく清潔に洗うことだけは、これからも毎日心掛け続けます。