わたしはとても心配症な性格です。
自宅の鍵を何度も何度も確認したにもかかわらず、しばらく車を走らせた後にまた自宅の鍵を確認するために戻ることが時々あります。
エアコンは1時間程度の外出なら付けっぱなしのほうが電気代は安くなると言われても、オーブンレンジやPCのコンセントすらできる限り抜いて出かけるので、とてもそんな怖いことはできない性格です。
そのため、病院のセキュリティボックスの大きさはどの程度なのか、とても気掛かりでした。
先日、乳腺外科の看護師さんと、入院センターの受付の方々に、iPadは入るかどうかを伺ったところ、絶対に無理!!という反応でした。
iPadが無理なら、入院中に絵を描くためにA4サイズの紙を用意していたのですが、それも明らかに無理です。
そこで病室のセキュリティボックスは無理でも、病棟内にコインロッカーがあるかどうかについて伺ったところ、それも無いとのことでした。
仕方がない。
iPadも絵を描くのも諦めるしかない...泣
Kindleは小さな端末なので当然入ると思って、Kindle Unlimitedのキャンペーンを利用してたくさん読書しようといくつか本をダウンロードしていたところ、ふと、長財布も場合によっては入らないと聞いたことを思い出しました。
ということは、Kindleも無理?
持って行ける機器はスマホしか無い?
もしかしたら先日入院のために15年以上ぶりに新調した眼鏡ですが、そのケースの厚みがそれなりの深さがあるので、それさえも入らない可能性があることに気付きました。
それではセキュリティボックスに入るのは、
小さめの財布と、スマホと、印鑑と、鍵くらい?
愕然としました。
かなりショックでした。
2週間近くにもわたる長い入院生活、もしも大切なものたちに何かあったらと思うと気が気じゃないので、これはもう仕方がない、スマホで遊ぶ以外の時間は、盗られてもまだ仕方がないと思える英語のテキストを持って行って、この機会にひたすら勉強をしようと考えました。
もともと勉強はするつもりだったのですが、
でもそんな勉強ばかりもしていられないし...
そう思うと何だか悔しい。
何かいい方法はないかなと思いました。
そこで検索してみると出てきた方法。
それは、鍵を掛けることができるスーツケースです。その方法を見つけた時は目から鱗でした!
自宅に20年近くも前の古くて小さな簡易型のスーツケースしかありませんが、A4の紙も入るし、厚みもあるのでけっこう色々なものが入ります。
セキュリティボックスには入らない大切なものをすべてそのスーツケースに入れて鍵を掛け、心配症のわたしはさらにそれを病院のベッドなどの設備にワイヤーロックすれば万全だと感じました。
自転車やバイクの盗難防止に使われる方法の"地面ロック"とは少し異なるけれど、病院のベッドと運命共同体にすれば安心です。
でも、入院中くらいはのんびりしよう、
疲労困憊なので早く入院してのんびりしたい、
と思っていましたが、
スーツケースを持って行くことでできることが増えてしまいました。笑
でも、普段通りに何かをしていることで、おっぱいについてあまり考えずに済むよう気を紛らわせることができそうです。