再建しないことを選択された方の情報を知りたいと思い、Googleで、"乳がん"と"再建しない"というキーワードで検索してみました。
わたしは今のところ非浸潤性乳管がんと診断されていますが、範囲が広いため乳房温存は難しく、全摘するしかありません。
でもたとえ温存可能だったとしても放射線治療をなるべく避けたい気持ちが大きいため、全摘が確定する前にもうすでに全摘することを考えていました。
また、昨日の遺伝学的検査のカウンセリングを受けた時には、再建しないことを98%の確率で決めていました。残りの2%は、念のため形成外科の先生の話を伺ってから判断するつもりでした。
そこまではっきりと決めていた理由は、近年、乳がんとは関連のない発がん性物質を含むシリコンが存在していたことを知ったこと、また、感染症が起こったり、人工的なものなので破裂する恐れがあることなどがあります。
もちろんおっぱいを失うことは苦しいです。
これまでの人生において、このおっぱいにまつわる良い記憶、忘れられない思い出が蘇ります。
でも再建することで発生する僅かなリスクが、怖い。
また、乳腺外科の先生からは、"合併症のリスクがあるのに、皆、再建を軽く考えすぎているところがあります"と伺ったことが、さらに再建することから気持ちが遠のきました。
この"Going Flat"を知り、再建しない気持ちが99.9%になりました。
残りの0.1%は、手術が終わっていないので術後の気持ちがまだ分からないこと、そして未来のこと、例えば10年後の再建に関する医療技術については今の段階では予測することができないからです。