前夜から降り続いた雪は朝起きるとそれほどでも無く助かりました。少し明るくなってきた雪景色をシャッタースピードを遅くして撮りました。
そして緊張しながら検査結果を聞きに行きました。
初めて大学病院に来た時に、おっちょこちょいなわたしは周りの人たちと一緒に歩いていると間違えて従業員専用口から入りそうになったな..と半月前のことをすでに懐かしく思い出しながら乳腺外科へ。
先生はまずはMRIの検査結果から説明してくださいました。結論を早く聞きたいせっかちなわたしは先生から伺う前に、"DCIS"という言葉を見つけてホッとひといき。
今回の検査結果でも、非浸潤でした。
リンパなど転移無し。
ただし術後に病理検査してみなければやはり最終確定は難しいとのことでした。術後の病理検査で浸潤が見つかることは、それなりの確率であるようです。
1.6cmの石灰化したものが1つ、1cmと0.6cmのしこりが2つ。大きさは駅のクリニックでのお話とだいたい同じ値でした。たまたま自分でしこりを見つけたことが、早期発見につながりました。
ただし範囲が広い。
それら3つのしこりたちはやはり繋がっている可能性がある上に、周囲はそれなりの広い範囲でグレーゾーンとのことでした(R部分の図の波線)。
そのため乳房温存は難しく、全摘しか選択できないとのことでした。
温存可能という結果になった場合でも、なるべく再発リスクや放射線治療を避けたいために全摘を希望するつもりでほぼ気持ちは固まっていたので、結果的に迷わずに済んだことは良かったと思います。
ただ温存が可能の場合に術後の放射線治療を行った場合には、全摘と再発リスクは全く同じとのことでした。事前に調べていた数値では、温存プラス放射線治療では少しリスクが高くなると思っていましたが..?その事実があるなら、温存か、全摘かは、やはり少々迷ったのではないかなと思います。
センチネルリンパ生検は手術と同時に行うとのこと。その大学病院では、術前にリンパ郭清を行うことが決まっていなくて、センチネルリンパ生検をした人たちの中で術後にあらためてリンパ郭清を行うことになった方は1〜2%とのことでした。
ところで乳がんだと明確に診断され、乳がんを患った従姉妹がいるので、従姉妹は3親等以内に当てはまるため、2020年から保険適用になった遺伝子検査を受けることができると聞きました。
保険適用で7万円ほど。
もしも陽性なら、もう片方も乳がんになる確率、卵巣がんになる確率は高いそうです。
わたしはその場で迷わず即決し、早速来週に予約を入れてきました。
それから人生初めてのCTやMRIでしたが、乳がんの他にも怪しいかもしれない部分が2ヶ所見つかりました。
ひとつは肺で、術後にあらためて肺のCTを受けることになりました。
もうひとつは子宮。子宮筋腫の疑いがあるそうです。こちらは来月に検査します。
乳がんのついでに人間ドッグを経験できて良かったと思う。
手術は3月29日に仮予約。
さすが大学病院、とても多くの乳がんの患者さんが順番を待っているようです。想像していたよりもずっと先の話になり癌が進行しないか不安がありますが、やはり自宅から近く通院にも便利で、何より信頼できる大学病院でお願いすることにしました。
オリンピック観戦しながら気長に待ちます。