…シーーン

なんでこんなに静かのだろうか

ここはいったいなんだろうか

ひたすら大掃除

台所から始まり、神棚、棚たち、トイレ、床、玄関、思いつくまま拭き掃除、ふきふき

私は添乗でもらってきた温泉タオルを真っ黒になるまで使い、そして捨てます

そんなこんな、まぁこんな感じかな?テキトーだけどまぁいいかな
やらないよりはまし、って程度のお仕事かげん💦

そんな時母から電話

『クリスマスイブに1人なの?』

はいなにか?

『うちに来たら?すき焼きするし』

へい、伺いますわ

で、夕方、私の作ったいかにんじんやら天ぷらやらのおつまみとワインをお土産に、1kmもないだろう少し離れた母の家へ

はい、私はそこへ1ヶ月1度?!行きませんよ
だってねぇ

台所へそそくさお邪魔すると!ファンヒーターの前の床に薄くなった温泉タオルがピチーーーッと伸ばして乾かしてある

ねぇオカンこれずっと使ってんの?
タオルなんて山ほどあるやん
どーして捨てないの?

『薄いのが使いやすいのよ、それにもったいないし』

えーーー!貰ってくるこの温泉タオルを、こんなに薄くなるまで使っているのか!ほんまかいな?

ホントにこのヒト(母)は、どこまでももったい精神で変わってるなと思う

人それぞれだけど、どこまでもこだわり、おなじことを話してくれる

すき焼きと聞いて、豚肉と思う人はあまりいない
でも母の家のすき焼きは豚肉

『お母さん牛肉嫌いだから!』それで豚肉

べつにいいが、私の好き嫌いなんぞはお構いなし

はい、私はおかげさまで虫も食べられる好き嫌いのない強い子に育ちました

そして…美味しい美味しいと食べ始めると

『ちゃくぅーとちゃん!食べるのやめなさい!』

はいきた

いつもの食べるのやめなさい攻撃

彼女は私に食料を与えたくないヒトなのだ

もともと子供の頃から太っていた私は常に母には、食べるな!と育てられてきた

だから、私は母と食事をしたくない

なんなら本当は絶対をつけたいほどだ

まぁ社交辞令、どーせそうなることはわかっている

お母さんにお腹いっぱい召し上がれ、なんてたぶん言われたことがない

逆にそういう場面に遭遇すると、涙が湧いてでてくるかもしれない
いいんですか?私デブですけど食べていいんですか?と

なので、私は息子や仲良くなった心を許した友人他人しかご飯を食べようとしないようになっていた
重症ではないからあしからず

気をつかって怯えて食事するよは!母だけで十分かなって

食に対するトラウマ
言葉に対するトラウマ
思いやりに対するトラウマ
そんなコンプレックスのかたまり

みんなそうかな?

人にどう思われてもいい
ヒトの先々に周り手助けをしたい
喜んでもらいたい
笑顔をみたい
おどけてふざけてきた
それが今の私を作り上げた

だから添乗員

あぁ面白くないな、この場から早く帰りたい
なんて思っているのは、私だけでいい

ちゃくぅーとさんといると楽しくて、この場からもぅ立ち去りたくない
なんて思うようになりたい

うちで毎日、残飯みたいなどーでもいい食事
寂しいけど、けど

けどね

愚痴りました

3000歩

コーヒー
身知らず柿

黒雑穀米
ネギ納豆納豆
いかにんじん
わかめの味噌汁

豚肉のすき焼き
天ぷら
キムチ
ビール
白ワイン

食べるの辞めない!
私は生涯いちどだってそんな言葉をはいたことがない