かつて、私は文学少女でした。小学校では、毎日図書室で本を借り、毎日一冊は本を読む。
校内の沢山本を借りた人ランキング、常に一位。
今に至るまで、本は大好きで、毎日本を紐解く習慣は変わりません
中学受験、大学受験共に文系科目だけで乗り切り、読解は何もやらなくても出来る子でした。
その代わり、算数と理科は壊滅的。中学の時、理科は再々試までいったわ。
月日は流れ、子供を産み、その子が5年生になるまで、毎日楽しんで読み聞かせをする日々。幼男子君も、読んで貰うのは好きで、読み聞かせは母子の大切な時間でした
しかーし、あれだけ読み聞かせをしたというのに、何という事でしょう。
「本が家庭に沢山有ると、子供も手に取る」
「読み聞かせを沢山すると、子供も本を読むようになる」
こんな定説を全て裏切り、漫画すら読まない幼男子
今まで、酷語に悩まされてきましたが、昨日は合不合の点数を見た瞬間、心臓が止まるかと思ったわ。
これ、本当に何点満点?
君、算数と社会が出来なかった、と悔し泣きをしていましたが、100点満点の社会よりも、150点満点の国語さんの方が、点数ないよ?
「いつも、国語は出来ないから感覚が麻痺していた」
もう、こうなったら仕方がない。最早、素人の手には負えませぬ。これだけは、使いたくなかった奥の手。
はい、TOMASに今日行ってきます
大袈裟でなく、資料請求した10秒後に電話が掛かってきた
ああ、早稲アカ様にも多額のお布施をしているというのに、更なる高額のお布施が必要だなんて
出来の悪い子ほど、お金がかかる
「そりゃ、世の中そんなものでしょ。賢いと、特待だものねえ」
母の老後を犠牲にして出す、このお布施。君は、しっかり修行に励んで(お勉強して)解脱して下さい(合格して下さい)