先日、自宅マンションの電気アンペア数を下げる変更してもらった。

基本料金が、ほんの少し下がるだけ。

それでも一人暮らしとなった今。いっぺんに電気器具を使う事も無いだろうと思ったから。

担当の業者さんが来てくれて、ブレーカーの内部の交換等をしてくれた。


去年の5月、主人の最後の入院前。自宅のガス器具の点検があった。

家の中に入ってもらい、ベランダに設置してある機器も含め点検し終了となった。

業者さんが帰った後、一緒に居た主人が私に言った。

「一人で居る時に、業者でも家に上げたら駄目だよ」私は「わかったよ〜」と言ったはず。

病気前にこんな事を言われたら「だって、そんなの無理に決まってるよ!」と言い返したに違いない。この時は主人の心配が胸に染みた。


主人はこういうところがあった。

普段はオババとか二重あごとか云いたい事言ってたのに。(それは間違いでは無いけど)

これだけじゃなく、たまに妙に私の事を女のコ扱いして心配する。

夜職場の飲み会があって、今帰るねと連絡すると、地下鉄10分それから徒歩の7分の距離なのに、車で迎えに行くかい?と言ったりする。

いいよー、こっちの方が早いから、と私。

思えば、普段仕事終わったら直ぐビール飲むのに、飲まないでいた。

帰るね、の連絡も来るに違いないと思っていたんだ。そんな夫婦だったね。

また涙が止まらない、本当にね、ずっと大好きだよ。


言いつけ守らなくてごめんね。

業者さん家に上げちゃったわ。

でも、これからも私を守ってくれるんだよね。

そうだよね。