2018年の振り返り(ボイドラだったり舞台だったり)
こんにちは、幸橋です。今年を振り返ろうと思い書き始めたのですが、もう老化現象なのか何をしていたのかよく思い出せません←Twitterは書いているもののストックできる類のものではないので、やはりブログは定期的に書いた方が良いなと思った次第。■「ボイドラと人」1周年とボイドラ感想メモ記事1,000記事突破今年の後半はプライベートがバタバタしていたのと、この後少しだけ触れますが、観劇強化時期だったので、少しボイスドラマから離れていました。でも、節目としては、「ボイドラと人」が1年経ち(経ってから更新減りましたが・・・)あれ、もっとやっていたかと思ったとよく言われます(笑)去年末から今年の初めは頑張って更新しましたから、それが理由かもしれませんね。4月のM3の振り返りでも書きましたが(そう言えば、秋の振り返りを書いてない)「幸橋さんですか?」とか「ボイドラと人の方ですよね?」とかよくお声がけ頂きました。あとは、「前にも来てくださいましたよね?」も多かったですね。なんでじゃろ。インタビューにご協力くださった皆さんありがとうございます。そして、原稿お待たせしている方、本当に申し訳ございません!!!!!(土下座)もう少々お待ち下さい。そして、これは自分としても結構大きなトピックスですが、ボイドラ感想メモ「視聴note」の記事が1,000記事を超えました。まあ、記事だけ作って中身書いてないものもあるので、正確には1,000記事書いたというと語弊はあるのですが、それを言い出すと、このブログで書いたメモもありますし、なんなら、「視聴note」は2013年からなので、それまで聴いた作品はまとめてしか載せてないし。と正確性を求めだすときりがないので、このわかりやすい数字を一旦の節目にしようと前々から決めていました。1,000記事行ったから何かが変わる訳ではありませんけどね(苦笑)正直、少しだけ緊張の糸が切れたというか、1,000までいかせないと、と頑張って書いていた部分もありますし。あとは、最近、メモを書くのが少し怖いというのもあります。人に見せるものではないと言いながらも、公開していますし、見に来てくださっている方もいます。私は創作や演技や音響に関してド素人で、でも、逆にスキルやノウハウとは関係ない、その素人感覚を武器?にしてきました。自分の感覚に正直に。でも、それはあまり安定しない指標で、感じるものの量は作品によってだいぶ変わります。私もそれは仕方ないと受け入れてきたはずなのですが、見られているということを意識する程に感じるものが少なかった作品のメモを書くのが苦痛になっているのも事実で。最近メモを書いてないのは、忙しいからという理由もありますが、そういう気持ち的な理由もあります。ただ、前にも1度同じことがあって、しばらく書けなかったことがあるんですが、あとから、その時の聴いた作品のメモが無くて、思い出すのに困った経験があるので、未来の自分が絶対困るから書かねば!とは思ってますよ(笑)どんな薄っぺらい内容であっても。だから、その辺りはご安心を。■スターダスト・インフェルノと再会と観劇の増加ボイドラ関係の人には興味はないかもしれませんが、今年は舞台というジャンルで自分に大きな変化があった年でした。そして、もう二度と戻らない、会わない、そんなものや人が(全く同じ形ではありませんが)戻ってきた年でもありました。ある意味、私はこういう生き方しかできないんだなと再確認もしました。どこまで書いたものかと思いますが(苦笑)まあ、中心にあったのはスターダスト・インフェルノというシリーズ作品です。GWに一部、夏に二部、来年1月に完結編となる三部が公開予定の作品です。先程書いた「ボイドラと人」の渡辺流久里さんの回を読んで頂くとわかりやすいのですが、私は流久里さん主宰の創造旅団カルミアという団体のスタッフだった経験があり、いろいろあって、流久里さん初めカルミア関係の方とはしばらく疎遠でした。少しは関わりのある方もいらっしゃいましたが、流久里さんに関しては、2009年に作品を知ってからこんなに流久里さんの作品に全く触れない時期があっただろうかという時期を1年程過ごしました。それはすでに去年の初めには終わっていたのですが、まだ私の中に解決できていない問題があって、去年末から今年の初めくらいまでそれに苦しんでいました(苦笑)私個人の問題で誰も悪くはないのですが、何で東京なんかに来てしまったんだろうと思ってたんです。色々と精神的にしんどかったんでしょうね、あくまで東京に来た理由の1つでしかないんですが、カルミアが理由の1つだったから、流久里さんのせいにしていた部分があったんです。流久里さんがいたからこんなところに来てしまった的な?どんな八つ当たりだと思うんですけどね。でも、スタダスを観た時に、ああ、私はこのためにここに来たんだとしっくり来たというか……納得したんです。自分が好きなものを追いかけるためにここに来た、そういう人生を望んで選んだんだと。流久里さんのせいではなくて、お陰で、臆病な私は自分の望む人生を選ぶことが出来た、選んだ先で苦しいのは自分が弱いせいでしかない。御本人にもお伝えしたことがあるんですよね(笑)スタダスで、私はある意味いつ死んでもいいと思ったんです(だからってすぐ死ぬとは言いませんけど)いつ死んでもこの苦しさをもう誰のせいにもしなくて済む。誰かを恨まずに死ねるって幸せなことだなと思うんですよね。そんな風に救ってもらった。舞台をもっと観に行こうと思ったのもスタダスがあったからです。別に元々舞台は嫌いではないですし、好きな部類ですが、なぜドラマではなく映画ではなく、舞台である必要があるのか、生である必要があるのかとは思っていました。それをまだ言語化はできていません。でも、二部のある瞬間、虚構は現実よりもリアリティを持って私の前に現れました。舞台の上に1つの世界があったんです。それはまるで大輪の花が一気に咲き誇ったような空気の粒子1つ1つがキラキラ輝いているような、そんな感覚。舞台ってこんなに素晴らしいものなんだと思いました。だから、今年後半は毎週のように舞台を観に行きましたね。それまでは2ヶ月に1回くらいとかだったんですけど。スタダスで流久里さんにもう一度きちんと再会して、流久里さんのお仕事関係で行ったイベントで偶然RBプロジェクトを企画した泉さんにも会って、この数年間はいったい何だったんだ?と思うくらい諦めた色んなものが戻ってきて、まるで夢のようだと本当に思ったんです。まあ、私が怯えて避けていただけで、本当は失っていなかったのかもしれません。もちろん以前と同じではないし、同じである必要もないと思っています。そんな風に多くのものを取り戻すきっかけをくれたスタダスで流久里さんや諏訪さんを始めとした複数のスタッフさんが降板という形になったのは残念ではありますが、与えてくれたものそのものには今も感謝しています。一昨年?去年?あたりから徐々にではあったのですが、私は作り手じゃない、誰かが作ったものを受け取る側だと思うようになりました。なら、受け取る側として最大限できることをしようと思って始めたのが、ボイドラと人だし、感想メモだし、Twitterも一応、観劇直後に投稿するようにしているんですよ。興味を持った誰かが残りの公演を観に行ってくれるようにと願いながら。ボイスドラマ作品だとなかなかできないのですが、舞台は出来る限りはお一人に一言は書くようにしています。それが丁寧と言われることもあるんですが、読んでみるとなんてことはない当たり前のことしか書いてないんですけどね(苦笑)でも、そんな当たり前に感じたことすら作り手に返す人は多くはないのでしょう。なら、そんな当たり前のことを思ったよと投げ返す行為にも少しは意味があるのかなと思いながら今も書いています。……ブログって書いている内にわけが分からなくなるんですよねー←で、受け取る側だと言いながら、最後の最後に舞台スタッフとして来年公演予定の舞台「デストルドー9」に関わることにもなりました。最近、というかしばらくずっとうるさい予定ですが(←)クラウドファンディングも実施中です。絶対おもしろくなると私は今から思っています。https://camp-fire.jp/projects/view/118593お誘い頂いた時に私は作り手ではない、観客としてできることをやる、と言おうかとも思ったんです。でも、私にとって最も大切なことって何だろうと思ったら、流久里さんの作品にもう一度出会うことだったんですよね。そのために今は観客であるべきか、スタッフであるべきかと考えて選んだのが今のこの状態です。いつか軌道に乗った時、素人の私はいない方が良い時が来るでしょう。その時にはまた観客に戻るつもりです。あの世界に出会うために、その確率を1%でも積み上げていく。その点では、観客でもスタッフでも関係ないと思っています。という大きな変化もあって、来年は、舞台関連のことが多いのか、かと言ってボイドラは私の生活の一部だしなあと、何をしているのか考えてワクワクしたりドキドキしたりしています。とりあえず、まずは今年のボイドラまとめしないとですね(普段より簡素になると思います)今年も色んな方にお世話になりました。イベントや舞台で挨拶しない私ですが、別に人間嫌いな訳ではないんです。特定の方と親しくなるよりも優先したいことがあるだけで。私が残したいものを残すために。好き勝手ふらふら1人でどこかへ行ってしまう人間ですが、もし、来年もどこかで関わる瞬間がある時にはまたよろしくお願い致します。