【アーティストの海外進出】<英会話上達のヒント(1)>




こんにちは!“英語でアート”の宮本です☆

さて、突然ですが、海外で個展やグループ展参加が決まった際、ギャラリー・ディレクターと展覧会に向けて、英語で交渉し、オープニングの日には、「アーティスト・トーク」をスラスラと英語でプレゼンして、お客さんと自由自在に英語で会話できている!そんな自分を想像してみたことはありますか?


アーティストの皆様に、そのような理想に一歩でも近づいてもらうために、「アーティストのための英会話」講座を始めましたが、今日は会話上達のワンポイント・ヒントをお伝えします!


以前、こちらで会話の“3秒ルール”についても書きましたが。。

まだまだ英会話初級レベルの場合、外国人との会話の中で、質問されて、返事に時間がかかってしまうことってありませんか。


会話のキャッチボールをキープするには、3秒ルールを守りたいところですが、クラスでこの話をすると、たまに“え~っ!”というリアクションが^^; 。。


でも、10秒以上考え込んでから話すのって、どうでしょう。。。会話は成立するのでしょうか?!


10秒も沈黙が続くのって、不自然ですよね?


英語がまだ初級レベルであっても、会話の“流れ”= flowは大切です。


流れをキープするために、まずは、


自分の知っている単語を使って話す。


~ことがポイントです。


会話は、自分の知っている単語を並べてみるところから始めてみる。慣れない“高尚”な言葉やフレーズを使おうとすると、ついつい文章の組み立てなどを日本語で考え、それを英訳して。。。とやたら時間がかかってしまいます。



最初は、文章は短くて良いのです。


確かに、知っている単語だけだと、文章も短くなり、稚拙に感じてしまうかもしれません。


しかし、“会話”をしている以上、タイムリミットが出てきますので、まずは、流れを止めないことを意識して、簡単な文章にするのがコツです。


そこから、回数を経て、ボキャブラリーも増やし、その単純な文章に少し装飾を入れたり、的確なフレーズを使ったりでよいのではないでしょうか。そして、最終的には、頭の中で和文→英訳するのではなく、そのまま英語で答えられるようになるといいですね。


最初から「完璧を求める」ので、考え込んでしまう訳であって、慣れるまでは、少しは自分のプライドを捨て、会話をしていった方がいいと思います。


例えば、作品の前で友人に、「この作品についてどう思う?」=What do you think about this work?と聞かれたとします。あなたはどう答えますか?


(1)I like it!

(2)I think this is fascinating!

(3)It really appeals to my emotions because he’s using such electrifying colors!


英語初級者の場合、本当は(3)を言いたくても、とっさに英文が浮かんでこないので、仕方なく(1)にするのは、苦痛だと思います。しかし、その単純な答えから始めないと、何も始まらない。そこからトレーニングを重ねていくと良いのです!!


*まずは、自分の知っている単語を使って話す。短い文章でOK


*最初から“完璧”を求めない。少しずつレベルアップすることを目標に。




*「アーティスト&美大生のための英会話」(初級コース)は、現役アーティストのアキレス先生と長年アーティストの海外進出と受け入れ(アメリカ⇔日本)に携わってきた宮本由紀が担当いたします。英語勉強法や海外進出にかかわる皆さんのご質問にも授業中にお答えいたします!

http://www.artalliance.jp/artist/index.html



ではまた次回まで!See you later!



宮本由紀