【アーティスト向け海外進出方法(5)】
海外で「アーティスト・トーク」をする時☆緊張しない方法
さて、海外で初個展が決まったとします^^。
避けて通れないのが「アーティスト・トーク」!
魅力的な「アーティスト・トーク」にするためにはどうすればよいのか?そのヒントとなることは昨日書きました。
では、当日、会場に何十人も、あるいは100人もお客さんが来たらどうしよう?!!!
プレゼン慣れしていない人は、緊張すると思います。慣れない言葉に環境に、、まわりに日本人が一人もいないし。。!!
でも、少しでも緊張せずに、話したい!どうすればいいのか?!
以前、Art Alliance企画で、生徒さんの3人展をヒューストンで開催した際、内一人の作家さんに一緒に現地に出向き、トークをしてもらいました。そこで、彼女が使った方法。。そして、一応キュレーター・トークのようなもの?をしたワタクシも使った方法。。
これで、この“緊張”を乗り越えることができました!
お客さん10人位かね~なんて予想していたなら、会場から人がはみ出るほどの人数となっていました。出入りありましたが、100人位?!はいらっしゃいました。
私も講座では通常少人数に対応なので^^; 100人規模は慣れていない。そこで、取った行動は、
観客に質問を投げかける。。
ことでした。
「●●について、あなたはどう思いますか?」
とか、問いかけると、向こうのお客さんは結構答えて下さるのですね^^
しかも一人だけではなく、多くのリアクションがあります。
(質問は何でもいいと思います。)
そして、(地域にもよりますが)ヒューストンのある南部は、皆さん“温かい”ですので、皆さんにトークを“見守ってもらっている”感じが伝わってくるのです。
ちなみに、アーティストのTさんは、上記トークの際、
「私は、この作品を作る際に、このようなマテリアルを使いました。」
と、グッズを色々見せてもらいました。所謂、show-and-tellです。
そして、この絵具、どなたかに差し上げますよ!と観客の一人にプレゼントし、その場が盛り上がっていました^^。
ですので、トークの冒頭に、この“問い”や”show-and-tell”を持ってくると、一気に緊張が和らぎます。
最後まで、その場を楽しみながら、リラックスして話せます。
皆さんも一度やってみてくださいね!
**「アーティスト&美大生のための英会話」関連講座の目的は、皆さんにプレゼンの練習の機会を作り、実際に海外でアーティスト・トークをしていただくことです。4月~5月に(計2回)「アーティスト&アート・ファンのためのShow and Tellプレゼン講座」というのを開催します。楽しくプレゼンの練習をしてもらおうという趣旨のものです。今回は満席になりましたが、継続的に開催しますので、5月以降の日程はお問い合わせ下さいね。http://ameblo.jp/yukiart2/entry-12137942123.html