Felix Vallotton

Still Life with Red Peppers on a White Lacquered Table, 1915


(前回のブログはこちら→ http://ameblo.jp/yukiart2/entry-11898770599.html  )



こんにちは☆“英語でアート”の宮本デス。


昨夜の「モダン・アートで英会話」では講師の

ジェフリー氏にアンディ・ウォーホルを

取り上げてもらったのですが、J氏の

独自論展開で、クラスも白熱しました^^。


所謂“美術史”基本形の講座ではなく、

ディスカッション形式で進めるこのクラスの

醍醐味は、講師にガンガンと自分の意見が

言え、質問もできることかな?


例え、ブロークンな英語であっても、

講師に自分の考え、感想を話してみる。。

そして、そこで否定的な答えが返ってきても

(この講師は結構手ごわいです^^;)

引き下がらないで、戦えるようになれると、

いつでも欧米の大学に留学できると思います。


海外で日本と日本人の影が非常に

薄く(涙)なっている今日。。

英語でのコミュニケーション力、

対話力、

ディベート力。。

必要です!


。。と、前置きが長くなりましたが^^、


前回の続きで、

なぜ、「ヒューストン」が自分にとっては

絶好の地となったのか。。


普通の人であれば、

「えーっ、NYじゃないの?!」

となるのでしょうが、

昔から、留学するなら、そこまでの

大都会じゃない方がいいな~

と思っていました。


以前、NY在住の方に、

「日本からのお客さんが多くて、

おうちに泊めてあげたり、観光案内を

してあげたりで、忙しくて自分の時間が

持てない。。」

という話を聞いたことがあります。


ヒューストンという街は、

NYのような規模のエンターテインメントはないし、

車社会ですので、「歩いて受ける街の刺激」

というのも少なかったですが、


ほどよく都会で

田舎ののんびり感もあり、

人が温かいので、


何かに集中するには、絶好の場所なのです。


私の場合は、アートと英語でした。


また、これくらいの規模の都市の

方が、美術関係者に

アプローチしやすいだろうな。。

という思惑もありました。


そして、予想通り、

日本人留学生も少なく、

だからこそ、

英語漬けの日々が送れ、

猛勉強ができたわけです。


ヒューストンではやり残したことが

一つもないくらいに

やりつくし、

味わいつくした。。


自分の小さな脳みその

キャパ、限界までの勉強をし、

現地でしか体験できないようなことを

やりつくしました。


8年間の滞在も倍位に感じるほど、

1日も、1分も、1秒も?!

無駄にせず!


ヒューストンに着いた時点では、

絵画を“描く”方を大学の

専攻にするのか、

美術史にするのか、

まだ迷っておりました。


そこで、その迷いを完璧に「美術史」へと変えて

下さった先生と出会います。


その先生のクラスを受けていなければ、

美術史は専攻していなかったでしょう。。


その先生との出会いについても

書きますが、

その時、


私が受けた「最初の美術史講座」


とは何だったのでしょう?!


なんと、印象派。。。

ではないのですねー^^;



アート道物語、次回へ続きます!



宮本由紀

http://www.artalliance.jp/