皆様、こんにちは。
「ヒューストン・アート・ツアー」2日目日記デス。
この日は、終日「ヒューストン美術館」組と
「ヒューストン美術館」→ヒューストン郊外に
あるCollege of the Mainlandアート・ギャラリー
での「アーティスト・トーク」参加組とに分かれました。
全員参加したのは、こちらです;
●ヒューストン美術館 Museum of Fine Arts, Houston
は全米でも5位以内に入るメジャー美術館です!
日本にはない“総合美術館”で、向こうでは
“encyclopedic museum”と呼ばれています。
キュレーターのピートさんによるGuido Reniの作品解説。
*まずは、ヨーロッパ美術部門キュレーター2名!
によるハイライト・ツアー。ルネサンス~印象派代表作
を解説していただきました。ピートさんがルネサンス~
18世紀まで、ヘルガさんが19世紀以降の作品を
ご担当されました。このお二人にツアーをして
いただくのは本当に贅沢なことなんです!
大規模美術館のキュレーターはめったにツアーは
行いません。美術館に何億も寄付されるような
方にはまれにツアーをされているようですが。。!
写真修復ラボにて。一部撮影不可の作品などが
ありましたので、無難な写真をupします。皆さんの
後ろ姿だけで、何が何だかよくわかりませんが。。
*写真保存修復士トシさんと版画、リトグラフ保存
修復士ティナさんによるラボ見学ツアー及びQ&A
セッション。写真保存倉庫と修復の現場を特別に
見せていただきました。システマチックな収納庫と
ハイテク機材に感動―。写真の修復部門だけで
20名もスタッフがいらっしゃるとのこと。さすが、
写真に力を入れている美術館!なのでありました。
(この後ランチは美術館内のカフェ・エキスプレスで。。
私はどーんとチーズ・バーガーを注文しましたよ~!)
*美術館リサーチ・ライブラリーのディレクター、
ジョンさんによるライブラリーツアー及びQ&A
セッションがありました。実はココはワタクシの元職場♪
ジョンさんは私のスーパーバイザーだったのですね。
今やディレクターとしてご活躍されていて、
嬉しいです。ルネサンス期の古書(Vasariとか)
Limited editionの現代アート本まで(アンディ
ウォーホルの落書き入りの本とか!)、希少本を
特別に見せていただきました。
*まとめ→ヒューストン美術館ツアーでキュラトリアル
部門、修復保存部門、リサーチ部門のみごとな
連携プレーが見えてきました。アメリカの総合美術館
の規模の大きさを実感!
以上、2日目はココまでが全体の共通スケジュール
となりました。これ以降は2グループに分かれ、行動。
続きは次回へ!