*地震の事を書いています。
 気分が悪くなる方はスルーされてください。







7年前の4月14日21時26分。

この日から生活が変わった。

震度7を観測した熊本地震。

電気はわりと早く復旧したけど、

ガス、水道は長い間止まってた。

自宅は基礎から破壊され住めなくなり、

この日から約3週間の車中泊生活になる。

役場が24時間開いていて、トイレも利用できたので、役場の駐車場で過ごした。

昼間はここから仕事へ。

夜はお風呂を探して入れたら入り、ご飯を買ってまた役場の駐車場へ帰っていた。

公共のお風呂はどこも長蛇の列で2時間ほど並んでやっと入れる感じだった。

3週間後にやっと今のアパートを契約できて入居できた。

蛇口から水が出た時、お布団で眠れた時、自分の家でお風呂に入れた時、本当に嬉しくて幸せで感動した。

今まで当たり前だった事がこんなに有難い事だったんだとこの時に気づく事ができた。


役場の駐車場にいる時、県外ナンバーのトラックが沢山入ってきて、支援物資を届けにきてくれていた。

関東、関西いろんなとこから。。

地震で道路が陥没したり悪路の中を、本当にありがたいなと思った。

それから、どこかで天災や不幸な事故などあった時は微力ながら何かの助けになればと何かしらするようにした。


どこか他人事だった事が我が身に降りかかってきて、色んな事に気づきました。

備えは大事です。

地震以降、お水、お茶などは買い置きをするようにしました。

お水は500mlのペットボトルの方が使いやすかったです。

カセットコンロがあるとお湯を沸かせるので、ラーメンとか食べれて便利でした。

震度7の揺れの後も震度6ぐらいの余震が頻発していたので、とてもじゃないけど家の中では過ごせないと思います。

震度6強の揺れは洗濯機の中に入ってゴロゴロ回されてる感じでした。

安全に避難できる場所や車中泊できる場所を見つけておくのもいいかなと思います。

24時間トイレができるとこがいいですね。

あと、ペットを飼ってらっしゃる方は避難する時に必要なゲージや餌などの準備もあるといいと思います。

ただでさえ自分の事で精一杯な時です。
冷静な時に最低限必要な物の準備をしているほうが安心かなと思います。

避難所も最初は混乱しています。

避難所に家族4人で食べ物をと思って行ったけど、プチトマト4個しか貰えなかったという話も聞きました。

2、3日過ごせるくらいの食料やお水があると安心かと思います。

私は全く備えておらず、地震直後にコンビニに走り、水や食料を買えるだけ買いました。

同じように買いに来られた方が多く、コンビニの棚はすぐに空になりました。

備えって大事だと思います。

皆さんは備えてらっしゃるかと思いますが、私を含め、この日に改めて何か足りないものはないか考えてみるのもいいのかなと思います。

長々となんか偉そうな感じですみません。。

これを読んでいただいて、何か少しでもお役にたてれば幸いです。