絵本は読み聞かせは難しいのです。

でも、簡単でもあります。


🔹幼児〜高校受験までの塾をやっています


私は高校受験対策もやっていますが、塾には3歳になるのかならない子も来ているので絵本について時々考えます。


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💁🏻‍♀️絵本の読み聞かせの3つの方法


①素朴に読む方法

割と淡々と読む方法。これは子ども達の想像力を育てる方法です。読み手の〈強い思い〉で表現するのを避けてほどほどに読むのです。

余分な気持ちを入れずに子どもなりに聞き方を考えさせるのに良いです。



②反対にドラマチックに読む方法

絵本の背景が強く伝わるように強く読んだり、ゆっくり読んだり、盛り上げながら読みます。

劇を見るように楽しませます。



③間を考えて読む方法です。

すでに話を知っている子どもに向けて思わせぶりたっぷりにページをめくるのです。

子ども達はワクワクしながら、わかっている結果であっても楽しみます。




私はどれもありだと思っているのでその都度メンバーを見て変えていきます。


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今日、たまたま絵本の読み聞かせを聞きました。

今回は淡々と読む読み方でした。

それはそれでよかったのですが内容が終わるとすぐに作者の思いをわざわざ言葉で語ってしまったのが残念だと思いました。どうしても語りたいことがあるのなら説明を先にして後から絵本を読んだ方が余韻が残るからです。



わざわざ語らずとも、読んだ人がそれを受け取ってくれるように絵本の中に入れ込んでしまうのが後々まで飽きられない本だと思います。



読んだすぐ後に作者の思いを語ってしまうと、読者がその思考に誘導されてしまうので自由な発想を妨げてしまいます。



受け取る側の気持ちが限定されないようにした方が発想が広がります。


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あ、難しく考えなくても、淡々と読めば子どもはそれでも嬉しいので、たくさん読んであげてください。


〈おまけ〉

私はなぜかこの本が好きです。

きつねのきっこちゃんシリーズ




何度も読んだ絵本

 

 

 

 

 

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