「これもご時世ですかねぇ。」
と、私の隣の人が言いました。
その人とは会話しなかったけど、
多分同じ気持ちだと思います。
元ラジオパーソナリティー、
アトリエさらるり工房、
学習塾経営、3つの顔のAkariです。
塾をやっています。
2021年度から中学校の学習指導要領が改定されるので、塾用の問題集の展示会に行って来ました。
中身を確認して、あれ?
あれれ?
なんかね、簡単になってるの。
定期テスト対策に使っていた問題集なんか、ものすごく簡単になってる!
「考える力」があんまり反映されてない問題が多くて、何故?と、考える横で冒頭の
「このご時世ですかねぇ。」
と、いう言葉が聞こえたのです。
どういうことかっていうと、
塾に来る対象のお子さんの
レベルのことなんです。
このコロナ下、
子育て世帯には経済的に不安があり
塾費用をできるなら出したく無いわけです。
それで、塾に来る子のレベルが
2局化傾向になりつつあるわけです。
私立中学お受験組ともう一つは
もうどうにも勉強がわからないから渋々塾に入れる組です。
うちなんか中学受験はやっていないからこの先、渋々組が来るわけです。
(それが悪いわけではありませんよ。)
だから、それを見越して標準問題集のレベルが簡単になっているのです。
この前、
期末テストの問題のレベルが
微妙な難しさと書いたばかりなのに、
塾で使う問題集のレベルを、
こんなに落とされたら
いわゆる普通のレベルの子が来た時に
対策が面倒です。
出版社側は全国の平均的なレベルに合わせましたとか説明していたけれど、明らかにこの地域としてはレベルが低すぎです。
だから、隣の人も言っていました。
「レベル別コースを作ろうと思っているのにこれでは困ります。」
…………………
で、
「やっぱりご時世ということですかね。」
ということになったわけです。
(と、想像します)
もちろん、レベルの高い用の問題集もありましたが、標準がこれでは困ってしまいます。
出版会社もお仕事、お商売ですから、
一番ターゲットの多いところに絞って問題集を作るとこうなるんだぁということです。
教育といってもそこはそれ、シビアなものです。
ああ、どんどん2局化が進みそうです。
読んでくれてありがとうございます😊
ではまた。
🔷🔷元ラジオパーソナリティ 🔷🔷
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塾経営
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