Elgato製品のWAVE3, WAVE XRLなどを購入した場合、PC側にミキシングソフトウェアをインストイールする必要があります。

 

[WAVE XRL] =USB①=> [PC] =WAVE Link(ミキシング) =仮想ドライバー=> =USB②=> [USBDAC] => ヘッドフォンと接続すると、USB②で遅延が発生します。

 

[WAVE XRL] =USB①=> [PC] =WAVE Link(ミキシング) =仮想ドライバー=> =OS内部=> [PC内蔵DAC] => ヘッドフォンと接続すると、遅延が発生しません。

 

[WAVE XRL] =USB①=> [PC] =WAVE Link(ミキシング)  =仮想ドライバー=> OBSと接続し、OBSで録画しても音声と映像のズレも遅延もありません。

 

USB②でUSBオーディオドライバー規格上10ms~30msの遅延が発生していることが分かります。

 

USB②で発生している遅延を小さくするためにはUSBDACとWASAPI排他やASIOで接続し、バッファを極力小さくすることが必要です。

 

WAVE LinkではWASPI排他やASIOを使うことができませんが、入力バッファ、出力バッファを極小にすることができます。

 

更にHIDUSBFというアプリケーションでUSBDACとの信号遅延を1msにすることで、若干のエコーを感じる程度に遅延を低減できます。

 

この対策でPCのヘッドフォン端子とほぼ同じぐらいには遅延が低減できています。

 

WAVE LinkのStream出力に関しては、モニター出力よりも遅延が少ないのでOBSからの配信に関しては、自分が感じるよりも視聴者側での音声と映像のズレはないです。

 

それでも気になるようならOBS側で音声と映像とのタイミングをミリ秒単位で調整できるので、設定を追い込みましょう。