私の職業はシステムエンジニア。

ある通販会社の販売管理システムを、うちの会社の別の開発グループが開発して先週末に本番移行を行いました。

移行直後にトラブって、今週月曜日に旧システムに復旧する事態になりました。

新システムに登録されてしまった受注データを旧システムに入れ直す作業を、本日の午後4時までに完了させよとの命令を会社のボスが下しました。
何せボスの鳴り物入りの案件ですので、大半の社員を導入することに。

私も別の業務を止めて、データ投入作業に行ってきました。

実際、現場に行くと大した作業ではなく、手順とツールさえ整えられれば3,4人が1時間ほどで終わる作業でした。

しかし今回作業した方法では、待ち時間、紙を目で追う時間、画面を目で追う時間、作業に慣れるまでの時間がかなり無駄で、16人投入して6時間も掛かっていました。

工数に換算すると96人時、12人日となります。

だいたい世の中のシステムエンジニアの人件費が1日4万円ほどですから、48万円の持ち出しになってしまいました。

もしこれを想定できる別の方法なら、バッチ・クエリー作成と実行に1人日、チェックとデータ修正登録で1人日、合計2人日で終わる作業ですね。

ということは、6分の1の経費で済むわけです。
もったいない。

如何に人海戦術が無駄かと言うことですね。


そもそも私がもっとも苦手とする作業は、データ登録作業です。
だってつまらないんだっもの。