家族って、なんだろう?(親子編) | 心に光を呼びます Padme★yuki

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誰の心にも、神様とのホットラインはあります。
いろんなもので隠れてしまってるだけです。
私でよければ、見つけるお手伝いをします。





家族というものを
よく知らない私が言うのもなんですが
知らないからこそ
見えることもあります。
それをお話ししたいと思います。

まず、家族の形成。

一人の女性と一人の男性が
結ばれることで、子が産まれますね。
ここで、家族のカタチが出来上がる。


《おことわり》
子が産まれなくても
それには意味があります。
姪や甥を助けたり
伴侶との愛を存分に味わう今生であったり
いろいろです
男女でなくても
魂が惹かれあい
伴侶であることは
とても素晴らしいことです
パートナーが見つからなくても
家族を支るためだったり
理由はいろいろ
「こうあるべき」なんてことは
一つもなく
ただ言えるのは
「愛をもって周囲と接する」
ということです



ここでは、
子によって形成されていく家族を
考えたいと思いますm(_ _)m

やはり
別個の種と種が結合して
また別個の種が生まれる
というのは
ものすごい神秘なことなんだと
つくづく思います。

私にも、この肉体の母と父がいます。
両者のDNAを受け継ぐ。
ただ、魂は、別のものです。
肉体は受け継ぎますが
魂まで、『親と子』というわけではないです。


『ブラザー・サン シスター・ムーン』 

聖人サン・フランチェスコを描いた映画です。
この中で、
家業を継がせたい物欲的な両親に
開眼し悟りを開いたフランチェスコがこう言います。
「私はすでにあなたの息子ではない。
 肉は肉からしか生まれず
 魂は魂からしか生まれない」

育ててもらった両親への恩はあるけれど
自分がすすむ道は、
親とは違う
ということですね。
きっと、釈迦もこんなカンジで
王位を捨て出家したのではないでしょうか?

母への嫌悪を抱えて苦しんでいた私は
この言葉でどれだけ救われたか

親子なのに
母親なのに
なぜ、こんなことができるのだろう!?

と、苦しんでいたけれど

そうか。
肉は肉・魂は魂
だから、あの母から肉は生まれても
私の魂は
あの母から生まれたわけではない
あの母とは違う魂なのだ
1067.gif 


ギュウウっと
爪が食い込んで血が出るほど
握りしめていた手のひらの
力を抜いて開くように
スゥ~っと、心が軽くなりました。

私の魂は私のもの。
どこから生まれたか
といえば
すべての魂は
から生まれた。
だから、
あなたも私も

神の子1027.gif 


ではなぜ、肉体という物で
関係性が結ばれなければならないのか?

それこそが
修行の世である
この世の醍醐味

家族以外でも言えることですが
まったく相容れない人と
一緒にいなきゃいけないハメになること
ありますよね?
そういうのって、
「見せられてる」と感じませんか?
こういう人もいるんだというのを
見せられてる。
本当にそうなんです。
そこで、どう対応するかです。
邪見な態度をとるか
なんとか和をもってやりすごすか

私がまだ青かった若い頃は、
邪見な態度をとったりしてました。
納得いかない大人には
よく痛いとこ突っ込んでましたねー(^_^;)
自分より弱い人にはしなかったけど、
立場が強い人には特にやってたな。
人の上に立つ立場にあるなら、
もっとちゃんとしろよ!
って思っちゃうのね(笑)

相容れない人格
けれど、それも、一人の人間として
認めなさい
ということ。

この世に自分とまったく同じ人なんて、一人もいない。

金子みすず の
みんなちがって
みんないい

これです。

ただ、犯罪的なことへの容認は違うハナシですよ!
神への冒涜も、容認できませんので、あしからず。
(お天道様はお見通し)




たとえば
目玉焼きに、醤油をかけるか、塩か、ソースか
いろんな人がいますね?
 
目くじら立てて自分の好みを押し付けあうのではなく
ツッコミあって、笑って楽しめばいいんです。
私はこれが好きだけど
あなたはそれが好き?
私は、こっちのがいいけど
それもいーんじゃない?

って、笑って終わる(*^^)v

人と自分の違いも、
そうやって認め合えば良いと思うんです。

それに、誰だって欠点は持ち合わせてる。
自分の欠点を
大目に見てもらいたいなら
他者の欠点も
大目に見ようよ

互いの凸凹がかみあって
助け合っていくようになってるんだもん。
世界はジグソーパズル

これが
親子の間にも
同じことが言えるんです。
親だから・親なのに
子だから・子なのに
そこに胡坐をかくのではなく
違いを、認めあうこと
違いを、尊重しあうこと

あまりにも違いすぎる人格が
親子として組まれたのは
その心を
他者よりも求められているのかもしれないです。

親であっても
子であっても
別の人格・魂
だから
違いを楽しもう





・・・・・
これがさ、あーた、
自分が最低最悪と思う人格が
親になってみ?
心が破綻するよね・・・
では
ここからは、
そういう親子関係で苦しんでる人へ
記事を書きます。
ふつーのご家庭の方には
理解の範疇を超えますので
ここからは、お読みにならなくても大丈夫(*^^)v


私が、一時、救いになった本。

毒になる親 [ スザン・フォワード ]

どこもかしこも
「親子なんだからきっとわかりあえる」
「許しなさい」
って言うでしょ?

そうじゃないんだ!!
と言ってくれた本。
「許さなくてもいい」って、認めてくれた本。
理解しあうなんて、無理だもん(笑)
どんなに和解しようとしたって
マジで無理。
子の想いや努力なんて
知ったこっちゃない親ってのが
この世には存在します!!
誰にでも母性(父性)がある
とかいうけど
まったく無い人間も
この世には存在します!!
そんな親の元へ生まれたら
心がボロボロに破綻します。

親に愛されたい
親を愛したい
そんな、哺乳類として当たり前の欲求が
満たされない子というのは
一生、苦しむ。
どんなに「私は平気!」と
表面上、取り繕っても
心の奥に、大きな穴がぽっかりある。
その穴の中に
ひざこぞうを抱えて泣いている
小さい自分がいる。
その自分を見たくないから
扉を固く閉ざしている。

親に求めても
無駄だから
もう、自分で癒すしかないの。
他の人に求めて依存するのも
何の解決にもならないの。
悲しみを手放す?
泣いていいんだよ。
悲しいことを悲しいと思っていいの。
寂しいって、泣いていいんだよ。
自分の中の自分を
抱きしめてあげて。
いくらでも抱きしめてあげて。
その子はね
消えないの。
一生、心の中にいるの。

だから、せめて
笑顔にしてあげよう。
すぐになんて
変わらない。
時間はたっぷりかかります。
かかったっていいんだよ。
いつか、笑顔になればいい。
自分が好きな花を
「この花、好きなんだよね」って
その子に話しかけてみて
好きな音楽を
好きなお茶を
好きな香りを
好きな景色を
好きな手触りを
好きな光を・・・
一緒に確認してみて
少しずつ少しずつ
自分の『好き』を確認しながら
自分を好きになっていこう1024.gif 

ただ、上の本にも
終わりの方に書いてあるけど
親との和解はあきらめても
和合はあきらめてはいけないの。

私も、
母親を
「この人はこういう人
性格は直らない。
それはもうしょうがないこと。
それでも母なんだし
反面教師で私に
いろいろ教えてくれた。
(こんな大人には絶対にならないって)
なんだかんだ文句言いながらも
学校へ行かせてくれた。
心は苦しんだ分
成長できた。
ありがとう。」
と、今は思えています。
誕生日
母の日
欠かしません。
(機嫌良くいてくれれば、誰も被害をこうむらないから)


理解しあうことは無理。
でも
「こういう人もいるんだな」
「しょうがないな」
って、思えたら、
あなたはもう
親を超えた
親心
ぐー.gif 
守護霊さまも
守護神さまも
大喜びで
あなたを祝福してくれることでしょう1024.gif