聖フランチェスコ（フランシス）の祈りの言葉に
歌ってる女性がメロディをつけたものです。
フランチェスコは
イタリアのアッシジ、商人の家に生まれ、
何不自由なく放蕩三昧だったが、
戦争へ行って精神が崩壊し実家に戻ってきた。
魂の抜け殻のようになっていたが、
ある日、ヒバリのさえずりで目が覚め、
突然、神の道を見出す・・・
金儲けしか考えない父母に
『肉は肉からしか生まれず、魂は魂から生まれる』
と、育ててもらった感謝も告げつつ出家する。
一つ一つ石を積み
崩れていた教会を建て直し
清貧を貫き
人々に神の愛を説いていたが
それまでの教会の制度に反する部分もあるため
バッシングも絶えなかった。
なにか間違いがあるのだろうかと
ローマ法王に謁見を申し込むが、
清貧で暮らしている彼らには
布施するお金（要は金次第）もないため、
会うことができない。
バチカン宮殿の周囲には、
救いを求めてきた病気の者、
貧しい者がたくさん集まっている。
バチカンを飾っている金や宝石のひとかけらでも
彼らに与えることができれば・・・と悲しむ。
そして
フランチェスコに代わって
布施をしてくれる支援者のおかげで
やっと法王に会える。
みすぼらしい汚い青年たちに
ローマ法王は
神の光を見るのであった・・・
追記・・・
アッシジにある聖フランチェスコ教会
すっかり観光地となって、絢爛豪華な教会だそうです。
しかも、彼の遺骨を展示してあるとか・・・
聖人に触れたいという想いもわかるけど
そんなこと、フランチェスコは望んでいるだろうか・・・
その観光用の教会とは別に
修道院があるようですが☆
